6月23日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、5月19日に発出した台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級について、7月12日まで延長することを発表していますので、台湾に在留或いは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/3LyPF-Dt0AhduqNnRwp9zg?typeid=9
台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース(仮訳)
指揮センターは、台湾全土の感染状況の警戒レベル第3級を7月12日まで維持することとし、人々が困難な時期を理解し、共に感染症と闘うことを希望する。
中央流行疫情指揮センター(CECC)は、本(23)日、国内感染状況は人々の努力により、良くコントロールしているが、エリアに跨る感染事例が引き続き存在し、世界各国がロックダウンを早く解除したことでリバウンドする経験も数多く見られる。人々の健康を確保するため、指揮センターは検討の結果、台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級を更に2週間(7月12日まで)維持し、2週間の時間で人々の安全を確保することとし、人々が困難な時期を理解し、共に感染症と闘うことを希望すると述べた。
コミュニティ感染リスクがまだ解消していないことを踏まえ、指揮センターは引き続き地方政府と緊密に協力し、以下規制措置の徹底を強化し、コミュニティ感染リスクを軽減し、人々の健康安全を積極的に保障すると述べた。
1.感染事例に対し、精度の高い感染履歴の調査を行い、関連の接触者を早期に把握し、更に追跡管理を強化し、早期にウイルスの感染チェーンを遮断する。
2.在宅検疫及び在宅隔離の対象者について、症状の有無を問わず、いずれも期間満了一日前に公費のPCR検査を受けることとし、ウイルスのコミュニティへの進入を阻止する。
3.感染のハイリスクグループに対するワクチン接種作業を加速させ、感染や感染による重い合併症の発生・死亡の可能性を抑える。
4.コミュニティにおける抗体検査を広く推進し、各地方政府にコミュニティ検査場の設置を奨励するとともに、検査の有効性を向上させ、同時に企業での抗体検査及び在宅抗体検査を普及させ、抗体検査のキャパシティを拡大するとともに、自主的なモニタリング制度を強化し、コミュニティの潜在的な感染事例を早期に発見し、すべての感染チェーンを有効に遮断する。
5.重症事例に対する医療ケアを強化し、COVID-19の重症事例の処置諮問プラットフォームを通じて、多くの専門家諮問委員がオンラインで病院に対し重症事例の臨床処置のアドバイスを提供することで、感染者の死亡率を抑え、重症事例に対する医療のキャパシティ・オーバーを解消する。
6.「民生需給産業健康モニタリングプラン」を立ち上げ、果物・野菜、家畜(肉)、家禽、水産、総合及びその他の市場、スーパー、大規模店及びナイトマーケット等の業種の従事者に対し、目的事業の主務機関や地方政府が当該人員の健康モニタリングを行い、また、各予防措置を行うことで、災害拡大を回避し、家庭内感染のリスクを軽減する。
指揮センターは、現在は感染状況の重要な時期にあり、全国の人々に引き続き警戒レベル第3級の規制措置を徹底的に遵守するとともに、政府と共同で努力し、コミュニティ防衛ラインを厳守するよう呼びかける。
指揮中心維持全國疫情警戒第三級至7月12日止,希望國人共體時艱,共同抗疫|衛生福利部疾病管制署
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/3LyPF-Dt0AhduqNnRwp9zg?typeid=9
在留邦人の皆様におかれては、衛生福利部のホームページ等を参照し、最新情報を収集する等、引き続き感染予防に努めてください。
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