新型コロナウィルスに関する情報共有(3月15日)

●14日、当国新型コロナウィルス対策タスクフォースは記者会見において、当国における新型コロナウィルス対策の現状等を発表

14日、新型コロナウィルス対策タスクフォースは記者会見において以下を発表しました。

1 ワリード保健省次官

(1)バーレーンは、予防強化と集団免疫を目指し、国民及び在住者へのワクチン供給のため、国立保健規制委員会(NHRA)が承認した全ワクチン製造会社と継続的にコミュニケーションを取っている。ワクチン接種は重要であり、集団免疫獲得は、ウイルス伝播の割合の減退、そしてウイルス撲滅に繋がる。

(2)肥満の感染者は、慢性疾患患者のカテゴリーに入り、ある研究結果によると、肥満率の高い国においては死亡率が高く、BMIが25以上の場合、感染による重篤化のリスクが高まることが分かっている。

(3)変異株の拡大及びその感染速度の早さに鑑み、糖尿病、心臓病、高血圧、喘息、リウマチ等の慢性疾患患者、HIV患者、肝臓病、癌患者等、更には、高齢者、妊婦等はワクチン接種を奨励する。

(4)検査能力向上及び関係当局の取組を円滑にするため、バーレーン国際展示コンベンションセンター及び3月8日から20日まで入国者に対する臨時の検査会場となるバーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)でのドライブスルーによるPCR検査の予約時刻を守ることを要請する。

(5)バーレーン国内の治癒率は94.84%に達し、死亡率は0.37%に抑えられている。隔離・治療施設のキャパシティについては、5569床のうち使用中は1502床に抑えられており、使用率は27%となっている。一定の条件を満たし自宅隔離にある無症状感染者数は4750人である。

2 マナーファ新型コロナウイルス制御・監視委員会委員長

(1)ワクチン接種者で感染後、死亡した例はこれまで確認されておらず、ワクチン接種後に感染した者で治療施設に入院した者はわずか8%である。

 1月1日から3月11日の間の濃厚接触追跡の結果、追跡対象者総数8414人の内、13.1%に当たる1102人はワクチン接種した感染者であり、死亡事例は確認されていない一方で、26.7%の2246人はワクチン未接種の感染者であり、2件の死亡事例が確認された。

(2)ワクチンの種類の多様化がバーレーンの取組の基軸であるが、有効性を根拠にワクチンを比較することは誤解を生むことになり得る。ワクチンの多様化によって、市民生活が正常化するよう集団免疫を獲得するために、最速で最大母数に対してワクチン供給が可能となる。

 1月及び2月のワクチン接種及び未接種の感染者のフォローアップを通して、バーレーンでは、全てのワクチンが変異株に対しても有効性を示すことが分かっている。

3 ジャミーラ・サルマーニーヤ病院感染・内科担当コンサルタント

(1)現存感染者数の大部分が濃厚接触によるものであり、感染拡大を押さえ込むために注意する必要がある。

(2)現在感染中の6252人のうち、111人が治療中、うち重症患者が61人。また、これまでの治癒者数は12万3671人に及ぶ。

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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