新型コロナウイルス対策(協調委員会:首相府コミュニケ)

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

3月5日、協調委員会が行われ、コロナ規制についての措置見通し等が決定され、首相府コミュニケが発表されましたので、仮訳(同コミュニケ中に掲載されている表の訳も含む)以下のとおりご案内いたします。

(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)

https://www.premier.be/fr/le-comite-de-concertation-decide-d’un-plan-plein-air-en-plus-grand-nombre-a-lexterieur-a-partir-du

【仮訳】

(タイトル)協調委員会は、屋外計画決定した。これに加え、3月8日以降、屋外においてより多くの人数で。(注:より多くの人数での会合が可能となるとの趣旨。)

(本文)

本日、連邦政府及び連邦構成体政府は、協調委員会を開催し、新型コロナウィルスの状況を取り上げた。協調委員会は、引き続き慎重さを適用することを想定し、まずは教育、青少年及び屋外での活動を優先したいと考える。

屋外での活動は、明白に免疫学的なリスクがより低い。屋外において、より少し多くのグループでいることを可能にすることで、人々は、彼らを結びつけている絆を強めることができる。かかる絆は、パンデミックによりよくない状況におかれていた、人間にとって基本的に必要なものである。これは、とりわけ青少年にとって重要である。

[屋外においてより多くの人数で]

●3月8日以降、人々は、屋外において10人で集まることができる。1.5メートルの物理的距離のルール順守は、引き続き重要である。

[葬儀]

●3月8日以降、葬儀または埋葬において最大50人で集まることも可能となる。1.5メートルの物理的距離のルール順守は、引き続き重要である。

[青少年及び教育の優先]

●3月8日以降、屋外における組織された活動(スポーツその他)が許可される。

・子供(13歳以下)は、屋内最大10名、屋外最大25名。

・青少年(19歳以下)は、屋外最大10名。

スポーツの練習の観客は、子ども一人につき一名に限定される。

●3月15日以降、初等教育(ecoles pripmaires)及び中等教育(ecoles secondaires)における最大一日の学校外(extra muros)活動が再び許可される。

●3月15日以降、特別教育及び非常勤職業教育における脆弱者のグループについては、100%の出席形式による教育が再び許可される。

●3月15日以降、高等教育において、最大20%の出席形式の教育が許可される。

さらに、省令は、3月8日以降、写真家の顧客の受け入れ(10平方メートルで最大1名、同じ屋根の下に住む住人(当館注:原文ママ))も許可される。同じ屋根の下で生活する者の利用について、民間のサウナの開店も予定される。一方で、ジャグジー、蒸気キャビン、ハンマームは引き続き入店不可。

[屋外計画]

感染状況が許す限り、及び、病院に対する負担とワクチン接種キャンペーンの進展次第で、4月以降、屋外計画が効力を生じ、以下の活動が可能となる予定である。

●全ての者に対する組織された屋外活動(スポーツ組織ほか、スポーツのトレーニングを含む。):最大10名。スポーツのトレーニングの際の観客は、19歳以下の者一人にあたり一名に限定される。

●文化、イベント、宗教団体:距離のルール及びマスク着用義務の順守によって、最大50名。

●遊園地

●初等・中等教育:復活祭休暇後、毎日出席形式での授業。

他方、協調委員会は、当該グループが最大25名(運営者を含まない)という条件で、復活祭休暇の間、18歳以下までの子供及び青少年に対する宿泊を伴う組織された活動を許可することを決定した。キャンプは、すべての参加者がキャンプが始まる前及び終了前に検査を実施する場合にのみ可能となる。

[迅速検査に対する大きい投資]

感染状況が許す限り、及び、病院に対する負担とワクチン接種キャンペーンの進展次第で、迅速検査を利用することにより、5月1日、屋外及び屋内におけるさらに多くの活動を予定することが可能となる。これは、とりわけ、社会的接触、屋外及び屋内の飲食業の営業、買い物・移動式商店、文化・イベント、青少年のための教育活動(animations)、宗教団体、団体生活、スポーツ、在宅治療、縁日に関するものである。

コロナウィルス管理戦略専門家グループ(GEMS)は、完全に安全に次の段階が進むよう、より詳細なアプローチ計画を策定するよう要請された。これは、屋内活動の再開において、ワクチン接種及び二酸化炭素率測定器により注意を向けることになるものである。

[必要不可欠ではない渡航に関する規則]

協調委員会は、2021年4月18日まで、余暇又は観光を目的とする、ベルギー発及びベルギー着の移動の禁止を維持することを決定したが、本措置は、次回協調委員会において再評価される。渡航禁止は、ウイルスの流行を防ごうとするのであれば、責任のある、必要不可欠な措置である。

協調委員会は、3月26日に、ベルギーにおけるコロナウィルス・パンデミックの新たな状況確認を行う。

【表】https://d34j62pglfm3rr.cloudfront.net/downloads/Artboard+1+copy+6%402x.png

[3月]

3月8日

<屋外で会う>

・屋外で10名

<葬儀>

・最大50名

<子どもと青少年>

・組織された活動

 −13歳以下:屋内最大10名、屋外最大25名

 −19歳以下:屋外最大10名

3月15日

●教育

・初等学校(ecoles primaires)及び中等学校(ecole secondaires):学校外での活動は1日。

・特別に脆弱な生徒:終日学校で。

・高等教育:キャンパスで週1日。

[4月]

●完全な屋外

・組織された屋外での活動:最大10名

・文化、イベント及び宗教:最大50名

・遊園地

●子供及び青少年(復活祭休暇の間)

・組織された活動及びキャンプ:最大25名(19歳以下)

●教育

・初等学校(ecoles primaires)及び中等学校(ecoles secondaires):毎日学校で。

[5月]

●迅速検査の大規模配備

 とりわけ以下について、屋内及び屋外におけるより多くの可能性:

・社会的接触

・屋内及び屋外の飲食業

・買い物及び移動式焦点

・文化及びイベント

・マルシェ

・見本市

・青少年のための教育活動(animations)及び団体生活

・スポーツ

・宗教団体のサービス

・在宅治療

・フィットネス

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