在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(12月25日)

 12月25日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は150,198名です。

●死亡者累計数は2,196名です。

●快復者累計数は136,365名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は45,105名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は486名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は32,596名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●12月23日に新規に確認された感染者数は754名です。

●12月24日に新規に確認された感染者数は736名です。

(2)検疫・医療等

●12月25日時点のカザフスタン各地域のゾーン分けは次のとおりです。

「レッド」ゾーンにあるのはアティラウ州です。

◎「イエロー」ゾーンにあるのはヌルスルタン市、アルマティ市、北カザフスタン州、コスタナイ州、アクモラ州及びパヴロダール州です。

◎「グリーン」ゾーンにあるのはシムケント市、トゥルケスタン州、マンギスタウ州、カラガンダ州、クズルオルダ州、アルマティ州、アクトベ州、ジャムブル州、東カザフスタン州及び西カザフスタン州です。

(当館注)

「グリーン」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以下で、再生産率(R)が1未満。

「イエロー」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が20−50人で、再生産率(R)が1以上。

「レッド」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以上で、再生産率(R)が1以上。

●ベクシン・アルマティ市主任衛生医師は、新たなアルマティ市主任衛生医師令を発出したところ、概要は以下のとおりです。

◎市内学校の第1〜5学年の通常授業クラスの開講が追加的に一時停止されます。

◎平日、休日及び祭日における商業施設(商業娯楽施設、商業センター、チェーン店、デパート等)の営業が23時まで許可されます。当該商業施設(の敷地内)に独立して建てられている食料品店及び薬局は、訪問客一人あたり4平米以上の面積の混雑率、ソーシャル・ディスタンスの確保、マスク着用義務、強化された衛生疫学的措置を順守する条件で、時間制限なしで営業できます。

◎また、 平日、休日及び祭日における食料品・非食料品市場は、混雑率30%以下で訪問客一人あたり4平米以上の面積、ソーシャル・ディスタンスの確保、マスク着用義務、強化された衛生疫学的措置を厳に順守する条件で、17時まで営業が許可されます。

◎住宅地に併設される店舗及び薬局は、 店内で訪問客一人あたり4平米以上の面積の混雑率という規則を記した看板を入り口に設置するとともに、ソーシャル・ディスタンスの確保、マスク着用義務、強化された衛生疫学的措置を厳に順守し、ソーシャル・ディスタンス確保のための目印を設置しなければならなりません。 

◎座席がなく接触を伴わない非常設店舗(オートエクスプレス、ケバブ屋、ハンバーガー屋)及び市民サービス提供施設(クリーニング、服修繕店、靴修理店等)は、騒音規制法を順守して時間制限を伴わずに営業できます。

◎また商業娯楽施設内に位置するものを含む外食店は、店内50テーブル以下、各テーブル4席以下、大規模行事の実施禁止、衛生規則の順守、勘定を22時までとする条件で7時から23時まで営業が許可されます。

◎政府機関や国営企業等、並びに、企業の活動が衛生疫学規則の順守を条件に許可されます。従業員が現場で働くことを前提とする製造業、建築業等を除き、従業員の60〜80%がリモートワーク形式となります。

◎観劇、スポーツ大会、展覧会、フォーラム、会議、並びに、家ないし人が大勢集まる場所(10名以上)での家族・商業・祭日・記念行事(晩餐会、結婚披露宴、記念式典、追善)は引き続き禁止されます。12月25日から1月5日までの間、全ての組織及び機関において新年の祝賀行事の実施が禁止されます。

◎無休の製造サイクルで活動する製造業、屋外で作業する建設業の活動は、衛生疫学規則を順守し、現場とオフィスの事情を勘案した上でリモートワークに移行する従業員の割合を定め、従業員の通勤のための送迎の手配を推奨する条件で許可されます。 

◎市民サービスセンターは、衛生疫学規則を順守する条件で、平日10時から18時まで、土曜日10時から15時まで営業します。

◎ホテル等の宿泊施設は、滞在者のCOVID-19陰性証明書なしで営業が許可されます。また、観光客用施設(サナトリウム、保養地等)は、チェックイン72時間以内に入手されたCOVID-19陰性証明書を所持していれば、3日以上の滞在が可能となります。混在率80%以下、衛生疫学規則の規則が条件です。

◎観光施設は、試験営業期間に策定された制限措置の順守を伴って営業が継続されます。「メデウ」を含むスポーツ健康センターでは、食堂の混雑率が50%以下で屋外営業となります。またテーブルの間の距離は2メートル以上で、大規模行事の実施は禁止されます。

●ヌルスルタン市では12月25日以降、2,000平米以上の面積を有し、食料品を販売するハイパーマーケット及びスーパーマーケットは、24時間制の営業時間とすることが許可されます。

◎これは、新年の祭日を前に店内に買物客が一斉に集まることや長い行列の解消を目的としてとられた措置です。

◎混雑率は30%以下とし、衛生疫学的規則は厳に順守されなければなりません。

●ヌルスルタン市では12月26日以降、映画館の営業が再開されます。

◎混雑率は30%以下とし、観客の席が隣り合わないように配席されます。

◎衛生疫学規則が順守されなければならず、違反が摘発された場合、当該映画館の営業は停止されます。

◎平日、休日及び祭日の営業時間は10時から24時までです。

●新年の祭日を前にレストラン、カフェ、バー、食堂の営業が24時まで延長されます。

◎店内は30席以下とし、テーブル間のソーシャル・ディスタンスは2メートル以上、一つのテーブルあたり4〜6名までとなります。

◎衛生疫学規則が順守されなければならず、違反が摘発された場合、当該店舗の営業は停止されます。

◎住宅地の中に位置する店舗は例外で、引き続き22時までの営業時間となります。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047