在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(10月28日)

 10月28日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は110,684名です。

●死亡者累計数は1,796名です。

●快復者累計数は105,766名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は36,931名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は395名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は28,548名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●10月23日に新規に確認された感染者数は164名です。

●10月24日に新規に確認された感染者数は152名です。

●10月25日に新規に確認された感染者数は140名です。

●10月26日に新規に確認された感染者数は142名です。

(2)検疫・医療等

●24日、プラリエヴァ・ヌルスルタン市国家主任衛生医師は、同市における制限・検疫措置に関する新たな医師令に署名しました。同ヌルスルタン市医師令の概要は以下のとおりです。

◎鑑賞、スポーツ、その他の大規模行事の実施禁止が継続される。また、自宅での開催を含む家族行事及び記念行事(宴会、結婚式、祝賀会、追善)、デモ行進等の実施禁止も継続される。

◎スポーツ・トレーニングは2メートル以上のソーシャルディスタンスを必ず遵守したうえ、5名以下の個人目的により屋外でのみ行うことができる。

◎3名以下の集団ないし一つの家族の構成員を除き、ツアー、団体及びグループでの自然散策や市内観光地巡りの実施禁止が継続される。

◎活動が禁止されている施設を訪問することは許可されない。すなわち、娯楽施設(ビリヤード場、カラオケ、ボーリングセンター、コンピュータークラブ、ナイトクラブ、児童用遊戯場、屋内アトラクション、トランポリンネット、馬券場及び宝くじを含むゲームクラブ)が対象である。

◎65歳以上の者を対象とする市内及び公共の場所の移動制限が継続される。

◎マスクを必ず着用してソーシャルディスタンスを2メートル以上確保することで3名以下の集団ないし一つの家族の構成員は、散歩、並びに、公園、広場、小広場及び河川敷を訪問することが許可される。

◎活動が許可されている市公共交通機関を含む公共の場所を訪問する際は、また外を移動する際は、(5歳未満の子供及び屋外でのスポーツ実施時を除き)マスク着用義務を厳密に順守し、ソーシャルディスタンスを確保し、消毒液を使用することが必須である。

◎形態や従業員数に関わりなく、全ての機関及び会社において、60%以上の従業員がリモート形式による作業を継続する。

◎市公共交通機関(ピーク時におけるバス運行数の増加、終着駅におけるバスの消毒作業、全てのドアのドア、乗客の手に届く場所に消毒液容器を設置、乗客と運転手によるソーシャルディスタンス及びマスク着用の順守を伴って)は、平日及び土曜日に6時から23時まで運行する。日曜日は運行しない。

◎宗教施設(モスク、教会、聖堂、シナゴーグ等)は、30%以内の混雑率、一人あたり5平方メートルの面積確保、大規模行事(金曜礼拝、宗教儀式等)及び施設内にある公共食堂の営業禁止、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守する条件で平時及び休日に営業する。

◎市民サービスセンターは、厳にサイトEgov.kzにおける事前予約により営業する。テレグラムボットEgovKZBot2.0は、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、平日の営業時間を9時から20時まで、土曜日は9時から18時まで営業する。書類担当部署は、平日は9時から18時30分まで、土曜日は9時から14時まで営業する。各専門部署では、平日及び土曜日の書類受付は9時から18時まで、書類の交付は9時から20時まで昼食休憩なしで行われる。

◎第一次医療衛生サービスを提供する保健施設は、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、5名以下で通常どおりの時間割で活動する。

◎教育施設は、「『教育施設に対する衛生疫学上の要請に関する衛生規則の設置』に関する2017年8月16日付けカザフスタン保健大臣令第611号の修正」に関する2020年8月28日付け同大臣令第KRDSM−98/2020号第10章に従い、一クラスの生徒数15名以下で許可される1〜4学年の生徒を対象とする普通教育学校の当直クラス除き、オンライン授業の形で活動を継続する。

◎就学前施設の当直クラスは、各グループ15名以下の混雑率、衛生感染対策、衛生予防措置及び検疫措置の順守、平日は7時30分から18時30までの営業時間の設定、休日及び祭日の営業禁止という条件で活動する。 

◎商業娯楽施設、デパート及び商業センターは平日に営業し、混雑率を30%以下に抑え、休息エリアにいる者を例外として訪問客一人あたり4平方メートルの距離を維持する。強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、営業時間は10時から23時までとする。休日及び祭日の営業は禁止される(施設内の薬局、ミニマーケット、スーパーマーケット、ハイパーマーケット及び食料品販売店を除く)。また、施設内及びその敷地内に位置するアトラクション、子供用遊戯場、ゲームセンター、映画館及びフードコートの営業は厳に禁止される。

◎外食施設(レストラン、カフェ、バー、食堂)は、室内及びテラスで30席以下とし、隣のテーブル間との間に2メートル以上のソーシャルディスタンスを確保し、一つのテーブルに4〜6名以上着席させず、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、平日及び休日の営業時間を9時から22時とするとともに、現行医師令で定められている営業時間を超えて訪問客が店内にいることを禁止することを条件に、位置する場所に関係なく営業することができる。また、団体、式典、家族、記念(宴会、結婚式、祝賀会、追善)及びその他の大規模行事の開催は厳に禁止される。

◎屋内食料品・非食料品市場は、混雑率を30%以下に抑え、訪問客一人あたり4平方メートルの面積を維持し、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、営業時間を平日の10時から20時までとし、休日及び祭日の営業禁止を条件として営業する。

◎(屋外)食料品・非食料品市場は、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、平日及び休日の営業時間を10時から17時まで営業する。

◎食料品販売店は、混雑率を30%以下に抑え、訪問客一人あたり4平方メートルの面積を維持し、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、平日及び休日の営業時間を8時から23時まで営業する。

◎美容院、理髪店、マニキュア・ペディキュア等美容サービスを提供するセンター・店舗は、厳に事前予約制とし、訪問客一人あたり4平方メートルの面積を維持し、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、平日及び休日の営業時間を8時から22時まで営業する。

◎全ての業種の製造業者は、強化された衛生感染対策及び衛生予防措置を順守し、営業時間を平日のみ8時から21時まで営業する。例外となるのは、特別な営業時間が定められている切れ目のない製造サイクルを持つ施設である。

◎現行主任衛生医師令は、署名された日から効力を有する。

●マミン首相がCOVID-19拡大阻止に関する省庁間委員会を主宰し、以下の措置を執ることを決定しました。

◎学校教育に関して、

・300名以内の児童が学んでいる都市・農村部の学校は以前の活動形態に移行する。

・親の申請により、1〜5クラス、インターナショナルスクールでは7クラスまで当直クラスでの教育が許可される。

・以上にあたっては、衛生的感染症対策体制、マスクの着用、チェス盤状座席配列、ソーシャルディスタンスを遵守しなければならない。

◎劇場とモスクの営業に関して、本年11月2日より以下を許可する。

・混雑率30%以内、ただしホールに100名以内での劇場の営業(ソーシャルディスタンス、マスク着用、検温、強化された衛生的感染症対策体制を遵守すること)。

・金曜礼拝を除くモスクでの集団礼拝(日に5回の礼拝)。ただし、100名以内(礼拝の際には2メートル以上のソーシャルディスタンスを確保し、マスク着用、検温、強化された衛生的感染症対策体制を遵守すること)とする。

(3)国際航空便

(注:実際のご利用に際しては各航空会社にお問い合わせください。)

●産業インフラ発展省のプレスリリースは、10月26日より国際航空便が削減されることを踏まえ、同日以降の国際航空便のリストを発表しました。

◎ヌルスルタン―ドバイ―ヌルスルタン(エア・アスタナが週3便、フライドバイが週3便)

◎アルマティ―ドバイ―アルマティ(エア・アスタナが週5便、フライドバイが週5便)

◎ヌルスルタン―フランクフルト―ヌルスルタン(エア・アスタナが週3便)

◎ウラリスク―フランクフルト―ウラリスク(エア・アスタナが週1便)

◎ヌルスルタン―ミンスク―ヌルスルタン(ベラヴィアが週4便)

◎アルマティ―キエフ―アルマティ(エア・アスタナが週1便)

◎アルマティ―ソウル―アルマティ(エア・アスタナが週1便、アジアナ航空が週1便)

◎アティラウ―アムステルダム―アティラウ(エア・アスタナが週2便)

◎ヌルスルタン―シャルム・エル・シェイク―ヌルスルタン(SCATないしエア・アスタナが週1便)

◎アルマティ―シャルム・エル・シェイク―アルマティ(SCATないしエア・アスタナが週1便)

◎アルマティ―イスタンブール―アルマティ(エア・アスタナが週7便、トルコ航空が週5便、ペガサス航空が週3便)

◎ヌルスルタン―イスタンブール―ヌルスルタン(エア・アスタナが週3便、トルコ航空が週3便)

◎アティラウ―イスタンブール―アティラウ(エア・アスタナが週2便)

シムケントイスタンブールシムケント(SCATが週2便)

◎アクタウ―イスタンブール―アクタウ(SCATが週3便)

◎アルマティ―アンタルヤ―アルマティ(エア・アスタナが週2便、SCATが週1便)

◎ヌルスルタン―アンタルヤ―ヌルスルタン(エア・アスタナが週2便)

◎アルマティ―タシケント―アルマティ(エア・アスタナが週1便、ウズベキスタン航空が週1便)

◎アルマティ―ビシュケク―アルマティ(エア・アスタナが週2便)

◎ヌルスルタン―モスクワ―ヌルスルタン(エア・アスタナが週1便、アエロフロートが週1便)

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047