●1日あたりの新規感染者数が13,341名となり、重症者数が5,824に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。
1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(4日)の感染者数等は、以下のとおりです。
(1)新規症例件数: 13,341名(うち1,996名が入院)
(2)累積症例件数: 1016,835名
(3)新規死者数: 347名
(4)累積死者数: 49,695名
(5)累積治癒数: 708,106名
(6)重症者数: 5,824名
(7)検査実施件数:6,298,438件
2 1日あたりの新規感染者数が13,341名となり、また、重症者数が5,824名に達し、いずれも、引き続き極めて高い数値を示しています。
3 本日(4日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。
(1)ラーリー厚生省報道官発言
州別感染警告情報
現在、64の郡がレッド、278の郡がオレンジ、106の郡がイエローの状態にある。(州別感染警告情報なし。昨日から変更なし。)
(2)テヘラン同業組合会議所の発表概要(4日)
テヘラン市は「オレンジ」であることから、12月5日より、同市内のグループ1及びグループ2の業種・店舗は20時までの営業が許可される。
(3)国家新型コロナウイルス対策本部社会安全委員会の発表概要(3日)
ア 12月5日より、105の都市がイエロー、279の都市がオレンジ、64の都市がレッドの状態となる(※ラーリー厚生省報道官の発表,イエローおよびオレンジの数が少し異なりますが,内務省発表のリストを数えたところ,こちらの方が正しいようです)。
イ オレンジ及びレッドの都市には、その都市以外のナンバープレートの自家用車は入れない。
ウ オレンジ及びレッドの都市のナンバープレートの自家用車は、他の都市には入れない。
エ 人口20万人以上のオレンジ及びレッドの都市では、夜21時から翌朝4時までの自家用車の通行が禁止される。警察のカメラによって見つかった違反者については、罰金が科される。
オ オレンジの都市では、グループ1及び2の業種が営業できる。
カ レッドの都市では、グループ1の業種のみ営業できる。
キ オレンジの都市では、緊急の必要性のある政府機関は、(国ないし州レベルでの)最高責任者の判断によって、職員を最大で3分の1減らして活動する。緊急の必要性のない機関については、職員を最大半分に減らして活動する。
ク レッドの都市では、緊急の必要性のある行政サービスを提供する機関は、(国ないし州レベルでの)最高責任者の判断で、職員を最大半分に減らして活動する。その他の緊急の必要性のない機関については、職員を最大3分の1に減らして活動する。
ケ 閉鎖空間での会議は、イエローの都市では最大で30人まで、オレンジの都市では最大20人まで、レッドの都市では最大15人までとする。
コ 小中学校、高校、大学、高等恐々オ行く期間、私的な教育機関、神学校を含むすべての教育機関は、イエロー、オレンジ及びレッドの都市で休校とし、教育はリモートで実施する。
サ イエロー、オレンジ及びレッドの都市での金曜礼拝や宗教行事は、これまでと同様、開催されない。
※オレンジの主な郡:テヘラン(レイや大使館のあるシェミーラーナートを含む)、キャラジ、コム、イスファハン、カーシャーン、タブリーズ、ザンジャーン,ウルミイェ、ブシェール、アバダン、アフヴァーズ、バンダルアッバース、ヤズド、ケルマーン、バム、サナンダジ、ケルマンシャー、ハマダーン、アラク、ホッラマバード、バーボル、チャールース
※レッドの主な郡:マシュハド、シーラーズ(ペルセポリスのあるマルヴダシュトはオレンジ)、ガズヴィーン、アルダビール、ナーイーン、ナタンズ、ラシュト、アーモル、サーリー、ゴルガーン、ザヘダン、ザーボル
※イエローの主な郡:チャーバハール
4 カテゴリーの説明
(1)業種・店舗別
ア グループ1:生活必需品を扱うチェーン店、薬局・ドラッグストア、ナン屋、八百屋、スーパー、獣医・関係品店、精肉店、酪農品店、食品準備・テイクアウト業者、燃料・薬品・食品原材料業者、老人ホーム等、電気・ガス、暖房・空調業者、農業、鉱業、工業、漁業およびそれに付随する運送等業務、上下水道、官公庁、工業農協業関係及び自動車パーツ店、溶接・大工等、自動車・家電・電子製品等の修理業
イ グループ2:アーケード、ショッピングセンター、非食料品を売るショッピングモール、スポーツの練習・試合を行う場所、聖域、巡礼地、モスク、礼拝所、菓子店、洋菓子店、ジュース店、アイスクリーム店、客を受け入れる料理店、男性理容室、自動車市場、車両にナンバープレートを付ける店舗、絨毯店、玩具店、家庭用品店、コピー店、内装業者、贈答品店、衣料品卸・小売店、布販売店、アトリエ及び写真店、不動産、カーテン店、家具店、靴・財布販売店、文房具店、仕立て屋、小間物店、化粧品・衛生用品店、菓子製造所、乾物店
ウ グループ3:大学、神学校、技術・職業学校、語学学校、その他各種学校、図書館、保育園、屋内プール、映画館、劇場、博物館、庭園博物館、ホール、女性理容室、美容室
エ グループ4:社会的・文化的・宗教的な儀礼及び集会の実施、レスリング・空手・柔道等接触の多いスポーツのクラブ、夜間学校、たばこ類を提供するカフェ、コーヒーハウス、チャイハネ、動物園、遊園地、行楽施設
(2)地域別
ア イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人
イ オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人
ウ レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人
5 感染者数が急速、かつ、大幅に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。
(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。
(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。
(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。
6 その他関連サイト
(1)厚生労働省ホームページによる周知
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ア 新型コロナウイルスを防ぐためには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
イ 一般的な感染症対策について
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
(2)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(3)外務省海外安全ホームページ
【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html
【感染症危険情報】イラン
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0
7 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-21-22660710(代表)
FAX:+98-21-22660746
e-mail:consular@th.mofa.go.jp
HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html
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