フランクフルト市内中心部での新型コロナウイルス規制関連デモに対する注意喚起

●11月14日(土)、フランクフルト市内中心部で、新型コロナウイルス規制に対する抗議や、これに対抗することを目的とした、複数のデモが実施される予定です。

●フランクフルト市警察は、デモ会場周辺に多数の警察官を配置し、参加者及び通行人の安全確保を図るとともに、デモの実施条件や各種規制に従わない場合には、取締り措置を講じる旨発表しています。

●デモ会場周辺においては、現場の警察官の指示に従って落ち着いて行動するとともに、少しでも不穏な雰囲気が感じられる場合には、直ちにその場から離れ、安全の確保に留意してください。

1.報道によれば、11月14日(土)、フランクフルト市内中心部で、「Querdenken 69」が主催する新柄コロナウイルス規制反対デモが実施される予定です。同日12時にフランクフルト中央駅周辺のカイザーザック(Kaisersack)を出発し、市内中心部を通過した後、14時30分より、ゲーテ広場(Goetheplatz)で抗議集会が行われる予定です。主催者によれば、デモ参加者は最大2千人を見込んでいるとのことです。

2.また、「Querdenken 69」が主催する新型コロナ規制反対デモに対抗することを目的としたデモが、同日13時より、ハウプトヴァッヘ(Hauptwache)で実施される予定です。

3.先週末の7日(土)には、ザクセン州ライプツィヒ市内で行われた「Querdenken」が主催するコロナ規制反対デモに約2万人以上が参加し、一部が暴徒化して警察と衝突するなど、エスカレートする事態となっています。

4.フランクフルト市警察は、市内デモ会場における混乱や衝突を防ぐため、多数の警察官を配置し、対立するデモグループの分離措置を講じるほか、デモ参加者に対して、ソーシャルディスタンスの確保、口と鼻をカバーするマスク着用義務を遵守するよう呼びかけるとともに、これらの規制違反や、デモの実施条件に従わない場合には、取締り措置を講じることを発表しています。

5.留意点

(1)テレビやラジオ、新聞等の報道、警察が発信するTwitterなどにより情報を入手し、最新の関連情報の入手に努めてください。

※フランクフルト市警察Twitter https://twitter.com/polizei_ffm

(2)現場の警察官の指示に従って行動するとともに、デモ会場において、少しでも不穏な雰囲気が感じられる場合には、速やかに、落ち着いてその場から離れ、安全確保に十分留意してください。

(3)不測の事態の発生を念頭に、避難経路等をあらかじめ確認してください。

【参考】

● 安全の手引き(令和2年2月)

https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/konsular/2020_02anzennotebiki.PDF

● 安全対策基礎データ(ドイツ)

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_165.html

● 海外旅行のトラブル回避マニュアル「海外安全 虎の巻」

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf

● 外務省海外安全ホームページ

(PC版) https://www.anzen.mofa.go.jp/

スマートフォン版) https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html

(モバイル版) http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html

● 在留届(3か月以上滞在される方)/「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

● スマートフォン用 海外安全アプリ

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

在フランクフルト日本国総領事館

MesseTurm 34.OG, Friedrich-Ebert-Anlage 49, 60327, Frankfurt am Main

代表電話: +49-(0)69-2385-730(閉館時は緊急電話対応業者につながります)

領事部メール: konsular@fu.mofa.go.jp