ノルウェー政府の新型コロナウイルス対策措置(国境管理の一部変更)など(11月6日現在)

●5日、ノルウェー政府はシェンゲン・EEA各国地域との国境管理の一部変更について発表しました。

●6日、オスロ市は、オスロ市独自の新たな感染対策措置を発表しました。

1 5日、ノルウェー政府はシェンゲン・EEA各国地域との国境管理の一部変更について発表しました。その概要は以下のとおりです。

(1)ノルウェー公衆保健研究所(FHI)が感染状況基準を満たす国及び地域の更新を行ったことを受け、5日、ノルウェー外務省は新たにフィンランドの一部地域(Ita-Savo Hospital District, Lappi Hospital District, Lansi-Pohja Hospital District)に対する不要不急の渡航を控えるよう勧告しました。

同措置は、11月7日午前0時から適用されます。

※FHIトラベルアドバイスの最新情報は以下をご参照ください(但し、6日現在上記1(1)の変更は反映されていません。)。

https://www.fhi.no/en/op/novel-coronavirus-facts-advice/facts-and-general-advice/travel-advice-COVID19/

(2) ノルウェー外務省は、一部例外国・地域を除く、あらゆる不要不急の海外渡航について、これを控えるよう勧告しており、同勧告は2021年1月15日まで有効としています。

(3)詳しくは、以下の11月5日付ノルウェー外務省プレスリリースをご参照ください。

https://www.regjeringen.no/en/aktuelt/changes_finland2/id2783879/

2 6日、ヨハンセン・オスロ市長は記者会見を行い、オスロ市独自の感染対策措置について発表しました。その概要は以下のとおりです。

(1)10日午前0時より以下の対策を講じる。対策の適用期間は感染率の進展による。

ア 家庭以外でのすべての社会的集会を禁止する。

イ 大人のすべてのレジャー活動を禁止する。

ウ 図書館以外のすべての文化・レジャー行事を行う産業を閉鎖する。

エ オスロのバーでのアルコールの提供を中止する。レストランはアルコール無しで営業を続けることができる。

オ 感染率が「赤」のレベルの感染対策及び少人数学級制度を高校に導入する。ここ数週間で中学校への「赤」レベル適用が検討される。(注:FHIは教育機関(幼稚園、小学校、中学校及び高校)での感染状況を3段階(緑、黄色、赤)に分け、取るべき対策措置を提示しています。)

カ 児童・若者のスポーツについては、練習は可能だが試合トーナメント等への参加は、オスロ以外の場所で行われるものも含め禁止する。

キ 公共交通機関利用時と同様、タクシー内でもマスク着用を義務化する。

ク 店舗、モールその他類似施設には、客が2メートルの距離が保てるような措置を講じ、必要な警備員を配置しなければならない。

ケ オスロにおいて許可される屋内集会は家庭でのもののみとなる。右は、感染対策基準を満たしていれば、上限を10人までとする。10人以上が集まる結婚式、堅信礼その他の家族集会は当面禁止される。

(2) 詳しくは以下のオスロ市ホームページをご参照ください。

https://www.oslo.kommune.no/politikk/byradet/pressemeldinger/6-november-byradet-innforer-sosial-nedstenging-av-oslo

ノルウェーでは各自治体において、独自に新型コロナウイスル感染対策措置を導入している場合がありますので、居住地や渡航先を管轄する自治体の最新情報を確認されることをお勧めいたします。

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電話:(+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

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URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

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