北ユトランドにおいて感染対策の厳格化（新型コロナウイルス関連情報）

　１１月５日、フレデリクセン首相は記者会見を行い、ミンクでのウイルス変異が拡大している北ユトランド地域の７自治体（Hjoerring、 Frederikshavn、Broenderslev、Jammerbugt、Vesthimmerland、Thisted 、Laesoe）（以下、７自治体）において、以下の規制強化を発表しました。

なお、１１月４日、デンマーク政府は国内ミンク農場でミンクに感染した新型コロナウイルスの変異及び変異ウイルスの人への感染事例（北ユトランドで１１例、シェラン島中部で１例）が確認されたことを受け、国内で飼養されているミンクの全頭殺処分を決定しています。

●７自治体の全市民は、自身の居住する自治体の外に出ないことを強く推奨。また、７自治体の外に居住する者は全員、７自治体に立ち入らないことを強く推奨（本日１１月５日（木）から適用）。

●レストラン等の飲食店はテイクアウトを除いて閉鎖（１１月７日（土）から適用）。

●７自治体に出入り・横断する公共交通機関（バス、フェリーなど）は閉鎖。ただし、スクールバス等は除く。医療介護分野等の必要不可欠な機能を担う職員については、通勤が可能となるよう確保する（１１月９日（月）から適用）。

●公的、民間部門の雇用者は、必要不可欠な機能を担う者を除いて、全従業員を自宅勤務とするよう強く推奨（１１月９日（月）から適用）。

●７自治体の高等教育機関の学生は一部の例外を除いて、オンライン授業・オンライン試験とする（１１月９日（月）から適用）。

●７自治体における滞在および勤務は、原則として「入国を承認するに値する目的」として認められない（１１月９日（月）から適用）。

※上記規制はいずれも１２月３日まで適用されるとしています。

（保健省プレスリリース・デンマーク語）

https://sum.dk/Aktuelt/Nyheder/Coronavirus/2020/November/Nye-tiltag-og-restriktioner-nordjylland.aspx

＜デンマークの入国制限＞

○デンマークの現在の入国制限に関しては、デンマーク・コロナポータルサイト及び当館ＨＰ等でご確認ください。