新型コロナウイルス感染症関連情報（ヨルダン国内感染者数等：１１月２、３日分）

●政府は、下院選挙後の包括的外出禁止に関し、空港の利用及び金曜礼拝については、現在実施されている金曜の包括的外出禁止措置の場合と同様であると発表しました。

●政府は、ヨルダンにおける感染のピークはこれからであるとの認識を示しましたので、引き続き感染予防を十分にとるようお願いします。

●政府は、新規感染者数につき、１１月２日は５，８７７名（全て市中感染者）、３日は４，８３３名（全て市中感染者）で、累計の感染者数は８６，５７６名となったと発表しました。

１　マアーイタ議会担当相は、当地紙に対し、以下のとおり述べました。

（１）下院選挙後の包括的外出禁止期間も、国際商業便はこれまで通り稼働する。

（２）空港の利用に伴う移動は、金曜の包括的外出禁止措置の場合と同様である（Ｅチケットを提示すれば通行が認められる）。

（３）また、金曜礼拝についても、これまでと同様である（１時間に限り徒歩のみの移動が認められる）。

２　３日、ハヤージネ保健省コロナ担当次官は、当地紙に対し、以下のとおり述べました。

（１）ヨルダンにおける感染者数はピークに達しておらず、今後更に増えることが予想される。

（２）３日の検査における陽性率は、２３％に上昇した。

３　３日、政府は、保健省と私立病院協会との間で、１１５０床（内１５０床は集中治療室）を、政府の費用で、コロナ患者に充てることに合意に達したと発表しました。

４　ヨルダン国内感染状況

　ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。

（１）新規感染者数につき、１１月２日は５，８７７名（全て市中感染者）、３日は４，８３３名（全て市中感染者）で、累計の感染者数は８６，５７６名となったと発表しました。内訳は次のとおり。

　ア　２日：計５，８７７名

　　　３，３６１名：アンマンで確認された感染者

　　　２，５１６名：イルビド（６２３）、アジュルーン（１０８）、ジェラシュ（７５）、マフラク（７５）、バルカ（２９４）、ザルカ（８８４）、マダバ（８）、カラク（８７）、タフィーラ（５８）、マアーン（１９７）、アカバ（１０７）で確認された感染者

　イ　３日：計４，８３３名

　　　２，４７７名：アンマンで確認された感染者

　　　２，３５６名：イルビド（５０７）、アジュルーン（３１）、ジェラシュ（１４８）、マフラク（９７）、バルカ（９８）、ザルカ（１，１２７）、マダバ（１０）、カラク（１３７）、タフィーラ（２８）、マアーン（３９）、アカバ（１３４）で確認された感染者

（２）治療者数は、１０月２５日から１１月３日分について、現時点で政府の発表はありません。

（３）死者数は、１１月２日は４７名、３日は５４名。

（４）ＰＣＲ検査件数は、１１月２日は３３，８４６件、３日は２０，８８７件を実施、総検査数は１，９３４，６８８件。

　本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。

　現在の夜間外出禁止時間は、午後１０時（経済活動は午後９時まで）から午前６時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。

　まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

　具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

　さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。

（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）

外務省　海外安全ホームページ　医療・健康関連情報

厚生労働省ホームページ

ヨルダン保健省　Hotline 06-5004545　／　Corona Virus Free Line 111

ヨルダン保健省　新型コロナウイルス関連ページ（アラビア語）

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班：担当　入江　及び　武井

ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５

ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６

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