○ポイント
●10月23日午前0時から26日午前0時にかけて、新たな感染者数は合計4,752名、累計感染者数は24,080名です。
●政府は、グリーン及びレッドリストを改訂しました。
●全国的な措置として自治体間の移動制限、医療サービスの制限及び日曜日の店舗営業制限についての措置が取られます。詳しくは本文をご参照ください。
●感染拡大が続いています。引き続き、最新情報を入手し、感染予防に努めて下さい。
○本文
1.感染者数関連情報
10月23日午前0時から26日午前0時にかけての新規感染者数は4,752名であり、現在の入院者数523名、集中治療室収容者数82名です。関係当局によれば、これまで計330,471名を検査し、計24,080名の感染が確認されています。死亡者数は35名増え、計251名です。
(地域別感染者数(23日からの増加人数))
スロベニア中心部 :7316(+1346) レッド
ドレンスカ・ベラクライナ地方 :1537 (+243) レッド
サヴィンスカ地方 :3128 (+578) レッド
ポドラウスカ地方 :2707 (+562) レッド
ゴレンスカ地方 :3783(+1015) レッド
ポムルスカ地方 :1262 (+268) レッド
オバルノ・クラシュカ地方 : 505 (+84) レッド
ゴリシュカ地方 : 724 (+147) レッド
コロシュカ地方 :1036 (+150) レッド
プリモルスコ・ノトランスカ地方: 467 (+75) レッド
ポサウスカ地方 : 703 (+122) レッド
ザサウスカ地方 : 674 (+116) レッド
その他調査中 : 238 (+46)
(内数名が外国人と報じられています。)
※(出典)COVID-19トラッカーSledilnik:https://covid-19.sledilnik.org/sl/stats
なお、以下のスロベニア国立衛生研究所のリンクでは、自治体別の10万人あたりの感染者数が記載されています。
https://www.nijz.si/sl/dnevno-spremljanje-okuzb-s-sars-cov-2-covid-19
2.グリーン及びレッドリストの改訂
政府は、グリーン及びレッドリストを改訂しました。今回の改訂により、グリーンからセルビアが削除され、グリーン掲載国はオーストラリア、ニュージーランド、ウルグアイの3か国のみとなりました。レッドに関しては、EU・シェンゲン加盟国が更に追加された他、ジョージア、ヨルダン、チュニジアがレッドに追加され、また、ナミビアがレッドから除外されました。
詳しくは、以下のリンクをご覧下さい。
https://www.nijz.si/sl/seznam-drzav-za-prehajanje-drzavne-meje-brez-omejitev
3. 医療機関における不急のサービスの一時停止(25日発効)
(1)一部の例外を除き、全ての予防医療サービスが一時停止となります。
例外は以下のとおりです。
・ がん早期発見に係るスクリーニング検査
・ 妊婦、出産直後の母親、新生児等に係る治療
・ 1歳までの児童の予防検診
・ 職業、輸送、スポーツ分野での予防的医療サービス
・ ワクチン接種及び特定の予防医療サービスを行わないことで、患者の健康に直接的に悪影響を及ぼすと考えられる場合の医療サービスの提供
(2)「緊急(nujno)」及び「大急(zelo hitro)」の手術、がん治療、妊婦・出産直後の母親・新生児の治療などを除き、通常の専門的検診や緊急度の比較的低い手術等も制限されます。
4. 自治体間の移動制限(27日発効)
これまで地域間の移動が制限されていましたが、更なる移動制限がかかり、自治体間の移動が制限されます。
ア 主な例外事項は以下の通りです。なお、近親及び同世帯の人間については同行が認められます。
・ 通勤のための移動及び業務関係の移動
・ 経済活動、農業・林業活動
・ 命、健康、所有物への危険を排除するための移動
・ 支援を必要とする者及び家族に対するサポート
・ 医療機関・薬局・リハビリサービス等へのアクセス
・ 大使館・領事館へのアクセス
・ 救急・緊急サービスへのアクセス
・ 司法手続・行政手続機関等へのアクセス
・ 障がい者用サービスへのアクセス
・ 私有地の季節メンテナンスのための移動
・ スロベニアを通過するトランジット目的の移動、外国から帰国した際の国内居住地への移動
・ 最寄りの店舗が近隣の自治体にある場合
・ 墓地の緊急メンテナンスのため
イ 自治体間の移動を行う場合には、上記アの例外事項に該当することを証明するもの及び以下の情報を含むステートメントが必要となります。
氏名、本籍、住所、目的地、移動理由、同行者の情報、「自身及び同行者が隔離対象ではない」旨の宣誓、「現在の制限措置を理解し、それを尊重している」旨及び「違反した場合の責任を認識している」旨の宣誓
5.日曜日の店舗営業制限(25日発効)
日曜日の店舗営業禁止に係る法律が発効されました。例外として、国境、港湾、空港、鉄道・バスの駅、ガソリンスタンド、病院等の200m2以下の小規模店舗及びオーナー、学生、年金生活者が働く場合の200m2以下の小規模店舗の営業は許可されます。
【参考情報】
1.新型コロナウイルス感染症に関連する各種問い合わせ先について
スロベニア政府はホームページで、以下の連絡先について紹介しておりますので、共有いたします。
(1)自主隔離(自己検疫)に関連する情報は、下記の保健省の連絡先から入手できます。
電話番号:+386 (0)1 478 68 48 (8時30分から15時30分まで)
メール:karantena.mz@gov.si
(2)健康に関する推奨事項と指示については、国立公衆衛生研究所にご連絡ください。また、国立衛生研究所のウェブページwww.nijz.siからも確認できます。
電話番号:+386 (0)1 2441 729
(3)国境通過に関する質問については、下記の警察のコールセンター(新型コロナウイルス関連の情報提供)もしくは、メールでお問い合わせください。
電話番号:+386 (0)1 514 70 01
メール:info.koronavirus@policija.si
(4)領事に関連する質問については、スロベニア外務省にお問い合わせください。
電話番号:+386 (0)1 478 20 10
2.外務省海外安全ホームページ
本サイトでは、各国・地域での新型コロナウイルスの発生状況、新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限)等の情報を掲載しています。
3.たびレジ簡易登録
本サービスは、メールアドレスとメール配信を希望する国・地域を選択するだけで、当該在外公館から領事メールを受信することが出来ます。ぜひご活用下さい。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/register
4.スロベニア国立公衆衛生局は、国内状況や感染予防の方法等について公開しています。
(主にスロベニア語)
5.新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
7.リュブリャナ空港ホームページ
https://www.fraport-slovenija.si/en/Main
8.スロベニア政府の下記のツイッターアカウント等で、随時情報発信が行われておりますので、こちらもご確認ください。
●政府(英語):https://twitter.com/govslovenia
●政府(スロベニア語):https://twitter.com/vladars
(英語版と若干内容が異なります。)
●外務省:https://twitter.com/mzzrs
(主にスロベニア語)
●保健省:https://twitter.com/minzdravje
(主にスロベニア語)
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Trg republike 3/XI, 1000 Ljubljana
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