1 累次お知らせしております抗議活動への警戒のお願いにつきまして、16日(金)以降もイタリア広場を中心として各種抗議行動が行われており、10月18日(昨年10月の地下鉄賃料値上げに端を発する抗議活動から1年)には2万人以上が参加する大規模な抗議行動が行われました。その際、一部の参加者が軍警察と衝突するととともに、軍警察が利用するイタリア広場近隣の協会への放火、サンティアゴ区中心街やプロビデンシア区の一部商店等における強奪行為を行うなどして、600人超の逮捕者が出ております。
また、18日はサンティアゴ市以外にも全国各地にて小規模な抗議行動が行われ、バリケード設置、焼き討ち、軍警察との衝突、商店等への襲撃が発生しております。
2 治安当局によると、本日時点で、明23日に抗議活動を呼びかけている大きな動きは確認されていないものの、先週同様、イタリア広場等での抗議行動が行われる可能性が高く、一部の者による商店の襲撃などの暴力行為が発生することが見込まれるとのことです。また、国民投票が行われる25日の動向及びその結果を受けた情勢についても注視する必要があります。
3 つきましては、引き続き、報道等から治安情報に関する最新情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないようにしてください。また、外出の際には、抗議活動等、人が集まっている場所には決して近づかないように細心の注意を払い、万が一、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、建物内など安全な場所へ避難し、自らの安全確保に努めてください。
4 被害を受けた場合、または被害を受けた邦人の情報がある場合には、在チリ大使館までご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。
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【問い合わせ先】
在チリ日本国大使館 領事部
住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile
電話:(+56-2) 2232-1807
FAX :(+56-2) 2232-1812
メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp