ベルギーにお住まいの皆様,及びたびレジ登録者の皆様へ
一昨日10月19日、公衆衛生担当大臣間会合が開催され、検査や自主隔離期間等について新たなルール決定がなされ、公衆衛生省コロナ特設ページに詳細が掲載されましたので、以下ポイント部分の抄訳をお知らせいたします。
これにより、11月15日まで、検査は優先順位対象者のみに実施されることになり、無症状の方(高いリスクの接触のあった方や赤ゾーンに渡航した方も含む)に対する検査は中断されます。何卒ご留意ください。
(参照アドレス:公衆衛生省コロナ特設ページ)
https://www.info-coronavirus.be/fr/news/politique-despistage-adaptee/
1 試験所によるPCR検査結果回答遅延の問題が生じていること、一般医の負担が増加していること、欧州における感染数の増加による検査実施に必要な試薬供給が逼迫していること等を踏まえて、検査及び試験所の分析について以下のとおり優先順位を設定。
(1)最も高い優先順位は、特に重症者、医療関係者、65歳より高齢の者、合併症のある患者となる。
(2)第二の優先順位は、医療施設内外の集団施設における感染クラスター・感染温床。
(3)第三の優先順位は、高齢者向けの医療施設の新入居者、その他の治療施設のリスクありの新入居者(65歳より高齢の者または合併症を有する者)、入院患者。
上記(1)から(3)以外の予防的な検査は、11月15日まで中断される。すなわち、高いリスクの接触を行った者や、赤ゾーンに渡航した者のうち、無症状の者に対する検査は11月15日まで中断されることとなる。ただし、医療関係者は例外であり、同関係者が存在していることが治療継続に必要な場合には、検査結果が陽性であっても症状がなければ業務を継続可能。
2 陽性になった場合の隔離(isolement)と予防的隔離(quarantine)について10月21日から以下のルールが適用される。
(1)PCR検査で陽性だった者の場合の隔離(isolement)
・陽性で症状ありの場合、症状が出たあと少なくとも7日目までに、熱がない状態が少なくとも3日間あり、かつ、呼吸器系の症状が改善されている場合には、隔離は解除される。
・陽性で症状なしの場合、7日間の隔離は検査日からカウントされる。
(2)予防的隔離(quarantine)
高いリスクの接触を行い、無症状であって、検査未実施の者の場合、自主隔離期間は10日間とし、その後4日間の注意期間が続く。自主隔離は、高いリスクの接触をした日、または、赤ゾーンに滞在した最終日からカウントする。症状が出る場合には、検査をしなければならない。
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