ドイツにおける防疫措置(新たな措置に関する連邦と州の合意)

2020年9月30日 メールマガジン第626号

9月29日、メルケル・ドイツ首相は、各州首相とテレビ会議を行い、最近のドイツにおける新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、秋冬を控えて、共に制御不能なアウトブレークを防ぐ必要があるとして、新たな措置を発表したところ、連邦と州の合意事項の主要なポイントは以下のとおりです。

●レストラン等で記入を指示される顧客リストに誤った個人情報を記入した際には、最低50ユーロの反則金が科される。

●感染者数が増加することになる冬季において、広く通用している「AHA」スローガン(1.5メートルの対人間隔確保(Abstand halten)、保健衛生措置(Hygienemassnahmen)及び日常マスクの着用(Alltagsmasken tragen))に加え、コロナ警告アプリの利用(Corona-Warn-App nutzen)の「C」及び換気(Lueften)の「L」が追加されなければならない。

●検査戦略及び隔離措置が改定されるまでは、現行の規則が維持される。連邦及び各州首相は市民に対し、リスク地域への旅行を慎むよう呼びかける。

●保健システムに過剰な負担がかかるのを防ぐため、発熱外来、重点診療時間及び重点診療の設置可能性が利用される。

●一市郡あたり過去7日間の累計で10万人あたり35人以上の新規感染者が発生した場合、公共及び貸出スペースでの私的な祝い事における参加者数の上限は50人に設定され、私的な場所では、参加者が25人を超える祝い事を開催しないよう強く推奨する。10万人あたり50人以上の新規感染者が発生した場合、公共及び貸出スペースでの上限は25人に設定され、私的な場所では10人を超える祝い事を開催しないよう強く推奨する。

連邦と州の合意事項の詳細につきましては、以下の在ドイツ日本国大使館ホームページをご覧ください。

https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus290920.html

【参考】

■連邦と州の合意事項に関する連邦政府プレスリリース

 https://www.bundesregierung.de/breg-de/aktuelles/mpk-corona-1792242

その他当館HPにおいて、新型コロナウイルス関連情報を取りまとめていますので、併せて参考としてください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_2020.html 

このメールは、バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州在留の在留届にて届けられたメールアドレス、当館メールマガジン及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されています。

【問い合わせ先】

ミュンヘン日本国総領事館

HP:https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

メール:sicherheits@mu.mofa.go.jp

電話:089-4176040

FAX:089-4705710

※当館からのメールの配信停止は、次のURLから停止手続きをお願いいたします。

(当館メールマガジン

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=muenchen.de

(たびレジ簡易登録)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete