カタールにおけるコロナウイルスの対策(9月25日の段階)在カタール日本国大使館

1 カタール国内の状況等

 本日の新規感染者225名、新規感染死亡者なし

(1)保健省は25日、225名の感染が確認され、現存感染者数は 2,926名、累計感染者数が124,650名になったと発表しました。また249名が治癒し、これにより国内における治癒者の合計は121,512名になったと発表しました。

(2)保健省は25日、39名の感染者が病院に収容され、これにより現在441名が病院にて治療中と発表しました。また、新たに3名の感染者が集中治療室に収容され、これにより現在63名が集中治療室にて治療中と発表しました。

 なお、毎日の感染者数等については保健省ツイッター(@MOPHQatar)にて確認いただけます。

2 トランジットでハマド国際空港をご利用予定の方へ

 現在、日本発着便にかかるトランジットでハマド国際空港をご利用の方(カタールへ入国されない方)に対する、事前申請、PCR検査及び新型コロナウイルス陰性証明書の提出などの制限はございません。トランジットにつきましては、平時のご利用と同様となっております。

 ただし、アルメニア、インド、イラン、イラク(エルビルのみ)、ウルグアイスリランカ、ナイジェリア、パキスタンバングラデシュ、フィリピン、ブラジル、ネパール、ルアンダキガリのみ)、ロシアなどの空港からカタール航空機(直行便、乗り継ぎ便を含む全ての便)を利用する搭乗者(児童等の例外あり)は、チェックインの際に、それぞれ決められた時間内に指定の検査機関で発行された新型コロナウイルスPCR検査「陰性証明書」が必要となります。

 これらの措置は、逐次変更されておりますので、カタール航空関連サイト(https://www.qatarairways.com/en/travel-alerts/requirements.html)をご確認ください。

3 カタールへの入国及び隔離に関する措置(8月1日から)

(1)概要

 カタール政府は8月1日より、「Qatar Portal」を通して特別入国申請を行い、許可された非カタール国籍者の入国を、一定期間の隔離を条件に認めることとしました。ただし、非在留者(例:日本からの出張者など)については、当面の間、特別な事情(人道的理由等)を有する者が対象であり、入国許可の発給は予定していない由です。また、在留者については、カタール政府の優先順位(先ず、医療・教育機関関係者、学生、続いてその他重要セクター等)に基づき入国許可が発出される方針と思われます。

https://portal.www.gov.qa/wps/portal/qsports/services/servicetDetail/exceptionalentrypermittoqatarservice

(2)カタールへの入国

ア 低リスク国からの入国

○ハマド国際空港にてPCR検査を求められ、陽性の場合は隔離施設へと送られ、陰性であれば誓約した上で1週間の自宅隔離を行う。その後、ヘルスセンターにて再度PCR検査を受ける必要があり、結果が陰性の場合は隔離終了となる。

○隔離期間中Ehterazは黄色となるが、隔離終了後は緑色に変更される。

○低リスク国において、認定された新型コロナウイルス検査所がある場合には、出国から48時間以内に判明した検査結果が記載された陰性証明書を所持していれば、入国時の空港における検査は免除される。(タール政府が指定する検査機関で発行されたPCR検査の結果のみを対象とし、抗体検査結果は同証明として認められない。)

○申請者は、低リスク国内に72時間以上滞在していた証明の添付が必要となり、72時間未満の場合には、低リスク国以外からの入国者として対応を受ける。(旅券の出入国スタンプ、低リスク国内のホテルに滞在していた証明など、低リスク国に72時間以上滞在していたことを客観的に証明できる書類等であれば良い。)

※Hukoomi(カタール政府電子サービス)電話窓口によると、低リスク国からの入国・再入国であっても、隔離ホテルにおいて隔離を実施した場合は、入国から2週間(隔離ホテル1週間+その他1週間)が経過しなければEhterazは緑色に変わらないとの由です。Ehterazに関する問い合わせ先は109となります。

イ 低リスク国以外(認定された新型コロナウイルス検査所がある国)からの入国

○出国から48時間以内に判明した検査結果が記載された陰性証明書を取得する必要がある。その後、ドーハ市内において1週間の自宅隔離を行い、その後の措置は、低リスク国から帰国する場合と同様となる。

ウ 低リスク国以外(認定された新型コロナウイルス検査所がない国)からの入国

カタール入国後に1週間のホテル隔離となる。1週間後に検査を行い、陽性の場合は隔離施設へ、陰性の場合は1週間の自宅隔離を行う。

○自宅隔離から1週間が経過するとEhterazが黄色から緑色に変更され、そこで隔離終了となる。カタール入国前に航空券及びホテルの予約を「Discover Qatar」から行う必要がある。

https://www.discoverqatar.qa/welcome-home/

(3)ハマド国際空港入国時の在留者必要書類等

・旅券 ・カタール居住許可書 ・特別入国許可 ・隔離に関する誓約書 ・ヘルスアセスメントフォーム(機内等で配布) ・Ehterazアプリをダウンロードした携帯電話 

(必要に応じて)

新型コロナウイルス陰性証明書(出発地の国内にカタール政府に認定された検査所がある場合。日本国内には認定検査所なし)

・隔離ホテル予約書類の写し(ホテル隔離の場合)

(4)低リスク国について(9月1日から)

ブルネイ、タイ、中国、ニュージーランドベトナム、マレーシア、韓国、キューバハンガリーフィンランドラトビアエストニアノルウェー、イタリア、リトアニアギリシャスロバキアアイルランド、ドイツ、スロベニア、「日本」、デンマークキプロス、イギリス、カナダ、トルコ、ポーランドオーストリアアルジェリア、オランダ、アイスランド、フランス、クロアチア、スイス、モロッコ、オーストラリア、ベルギー、ポルトガルチェコスウェーデンウルグアイ

https://covid19.moph.gov.qa/EN/Pages/Countries-Classified-Low-Risk-of-COVID-19.aspx

4 その他の生活に関わる規制等

カタール航空の日本就航便は現在成田便のみ運航中です。運航状況は常に最新情報をご確認ください。

 ※カタール航空運航状況確認サイト https://fs.qatarairways.com/flightstatus/search

○日本での水際対策に関する詳細は下記の厚生労働省ホームページに掲載されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

  (お問い合わせ先)

  在カタール日本国大使館 領事班

  電話: (+974)4440 9000

  FAX:(+974)4029 3655

  メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp

  現在,来館には事前予約が必要です。

  詳細は当館ホームページをご確認ください。

○本メールは,在留届に登録されたアドレスに自動配信されております。

○3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。

○3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。

どちらも下記URLからオンラインで簡単に手続きできます。   https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 

※「たびレジ」簡易登録のメール配信停止(下記URLで手続きできます)   https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete