1 リトアニア国内における感染者等(9月17日から9月23日まで)
新規感染者:計490名(先週279名)
(17日62名,18日61名,19日99名,20日80名,21日70名,22日45名,23日73名)
累計感染者:計3932名
新規死亡者:計0名(先週1名)
累計死亡者:計87名
2 報道内容
・クラスターと呼ばれる集団発生が医療機関を中心に発生しております。主なクラスターはラドビリシュキス病院(74人),シャウレイ病院(14人),ラセイニャイ病院(11人)となっており,その他,ビリニュスのスポーツジム(18人)、ダンス教室(17人),カウナスの学校(5人)等多くの場所で確認されています。
・保健省や国立社会保健センターの見解
現在、感染者の約45%が35歳以下と若年層の感染が目立ち、軽症患者が多くを占めており,21日(月)時点の入院患者数も3月の頃に比べると約半数の83人である。確かに感染者数は増加しているが、状況は制御できているので、パニックを起こす必要はないが,複数の病院で発生している院内感染があり,病院側も無症状の感染者が院内感染を引き起こす可能性への対処に苦慮している。現在(21日)感染中の医療従事者は合計86人に上っている。教育現場については、21日の時点で、合計65の教育機関で、87人の感染者が確認されており,誕生日会など集まりや、校外での習い事などを通して、他校の生徒が感染するなどしている。
・9月22日付,過去2週間のリトアニアの10万人あたりの感染者数は25.6(先週17.2)人です。
3 感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について
【新型コロナ相談窓口】(1808)
在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど,新型コロナウイルスの感染が疑われる場合
ア コロナ相談窓口(午前8時から午後8時,英語可能)「1808」に電話をして状況を説明する。
イ 指示により病院に行く必要がある場合には,バスやタクシーの使用は出来ず,自家用車で行く必要がありますが,自家用車が無い場合には,自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。
ウ 検査後は,検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で,入院の必要があると判断される場合には,救急車が来ます。
上記のようなドライブスルー検査を行っております。
詳しくは,,
「こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html)」
をご覧ください。
ドライブスルー検査以外にも,有料ではありますが,私設のクリニックで検査を受けることもできます。
なお,リトアニア国内では,日本語で受診できる病院はありません。
4 感染症の予防について
基本的なことですが,以下の対策を続けることが重要です。
(1)石鹸やアルコール等を用い,定期的な手洗いを励行する。
(2)外出先から帰宅すれば,手洗いとうがいを徹底する。
(3)なるべく公共交通機関や人込みを避ける。
(4)咳や発熱の症状のある人との接触を避ける。
5 大使館からのお願い
在留邦人の皆様におかれましては,リトアニアに滞在しているご友人やご学友等で未だ在留届を提出していない方がいらっしゃれば,登録するようお声がけをお願いいたします。
また,既に帰国された方は,下記URLから帰国届けの提出をお願いします。
【在留届及び「たびレジ」への登録のお願い】
海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。帰国届けも下記URLから行えます。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 参照)
6 参考
https://urm.lt/default/en/important-covid19
http://keliauk.urm.lt/lt/pranesimai
(4)リトアニア保健省
(5)リトアニア保健省所轄国立社会保健センター
(6)外務省海外安全ホームページ(日本語)
(7)厚生労働省ホームページ(日本語)
https://www.mhlw.go.jp/index.html
〇 在リトアニア日本国大使館 Embassy of Japan in Lithuania
電話 +370 523 10462(開館時間のみ)
電話 +370 612 74545(閉館時間,緊急連絡先)