6月21日(日)午前11時,モンゴル保健省は定例記者会見を開催し,モンゴルにおいて新たに2名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表しました。
これにより国内の累計症例数は206名となりました。在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては,報道,当館ホームページ及び領事メール等により,関連情報の収集に心がけていただきますようお願い申し上げます。
【保健省発表】
●6月20日は,314名に対してPCR検査を実施した。その結果,ロシアとの陸上国境であるアルタンボラグ国境検問所から入国した国際貨物自動車の運転手1名(ロシア国籍1名,注)及び昨20日にフランクフルトからのチャーター便で帰国したモンゴル人1名の計2名が陽性となり,新型コロナウイルスの感染者であることが判明した。
●現在,感染症センターで治療中の患者は67名であり,その内,軽症患者が60名で中等症から重症の間の症状の患者が7名である。
注:ロシア人感染者の入国日
モンゴル保健省はロシア人感染者の入国日を明らかにしていない。
【感染者数等の動向】(前回報告:6月19日)
●新規症例数:2名
●累計症例数:206名
●新規死亡者数:なし
●累計死亡者数:なし
●累計治癒数:139名(+7名)
【当館コメント】
今回の感染者も,いわゆる「国外からの輸入症例」であり,施設に隔離され治療を受けていますので,現時点において,モンゴル国内で「市中感染」が発生しているものではありません。
【37.5℃以上の発熱が3日間以上続く場合の対応】
以下はモンゴル政府からの要請ですので,ご協力いただきますようお願い申し上げます。
●医療機関を受診する前に,まずは以下の当館問い合わせ窓口までご連絡ください。医務官等が皆様の症状を確認させていただきます。
●新型コロナウイルス感染の疑いが認められる場合には,モンゴル外務省を経由して,当地医療機関での検査・隔離措置が講じられることとなります。
※これまで,当館医務官へ直接お問い合わせいただける電話番号(99112759)をご案内して参りましたが,今後は医療相談につきましても,以下の【問い合わせ窓口】領事・警備班にまずはご連絡ください。
【問い合わせ窓口】
在モンゴル日本国大使館 領事・警備班
EMBASSY OF JAPAN IN MONGOLIA
C.P.O.Box 1011
Elchingiin gudamj 10,Ulaanbaatar 14210,Mongolia
電 話:(976)11-320777 開館時間:9:00-13:00,14:00-17:45
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休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004−5004