ベルギーにお住まいの皆様,及びたびレジ登録者の皆様へ
本6日、国家安全保障会議が終了した後の午後14時半よりウィルメス首相による記者会見が行われ,首相府からの正式なコミュニケ(声明文)が発表されました。以下,その仮訳文を作成しましたので,ご案内いたします。
(参照アドレス:ウィルメス首相ホームページ,首相府声明文(原文))
(仮訳)
タイトル:外出規制解除(フェーズ1b、5月11日):社会的接触の拡大及び条件付店舗の開店
5月6日(水)、新たなフェーズ、すなわち5月11日から開始されるフェーズ1bを確認、補完及び精緻化するため、域政府首相及び共同体政府首相に拡大した国家安全保障会議が開催された。現在、一日当たりの入院者数、これまでの週と比較し減少している入院者数の平均値の傾向、集中治療ユニットにおける占有ベッド数、検査及び追跡等の複数の基準が良好であることに鑑み、専門家は、この新しいフェーズの開始にゴーサインを出した。これらの基準は、漸進的外出規制解除において引き続き役割を果たす。
国家安全保障会議は、物理的に離れていることに起因する苦悩や困難に応えるため、まず、来週から社会的な接触を追加的に拡大させることを決定した。
現在、屋外において2人(常に同一人物)で散歩やスポーツを一緒に行うことが可能となっているが、これは引き続き適用される。
5月10日から、各家庭は、その住居に最大4名(常に同一人物)を受け入れることができる。ウィルス蔓延を助長する接触数を制限するため、招待者は一つの家族のみに立ち入ることができる。この目的は、会合するサイロ(silo)を最大限限定し、可能な限り相互性を確保することである。
これは、以下を条件とする。
・招待者との間で安全な距離を当然順守する。
・もし、当該市民が、庭やテラスを保有している場合には、屋外での訪問をアレンジすることが望ましい。
・家族のメンバーが病気の場合又は招待客が病気の場合には、一切の訪問が許可されないことは明らかである。
・より高齢の者や脆弱な者に対し、とりわけ注意が払われなければならない。
この制度は、接触した者の一人が新型コロナウィルスの陽性となった場合、これらの者の間で行われた接触についての追跡をしやすくするものである。
我々は、異なるフェーズに応じて接触を拡大する可能性を査定し続ける。5月18日に向けては行われない。
5月11日、我々は、また、店舗の再開を行う。本再開は、残りすべてと同様、以下の規則を厳しく順守することで実施される。
・すでに開店した店舗において実施されていることに倣い、顧客は、10平方メートルあたり1名のみ、最大30分。小型店舗については、例外となることが予定される。
・各顧客は、店舗において鼻と口を覆う保護材を着用することが強く奨励される。いかなる理由であれ、安全な距離は順守されなければならない。
・雇用者は、被雇用者の健康と安全に関する責任を負い、安全な労働条件を確保するため、すべてのことを行わなければならない。
混雑を避けるため、各人は、一人で買い物を行わなければならない。保護者同伴が可能な18歳未満の児童、及び支援を必要とする者は例外となる。他方、自宅や職場から近い町や市にある店舗に行くことが奨励される。小旅行や観光活動は引き続き禁止される。集会も同様に引き続き禁止される。市当局は、公共スペースにおいて安全な距離が適用されるようにしなければならならず、必要な措置をとる。65歳よりも上の年齢の者や、移動が制限される者、及び医療関係者が優先的に扱われなければならない。
公共交通機関の利用は、代替手段がない場合のみ、行われなければならない。これは、公共交通機関により必要な者がアクセスできるようにするためである。
治療以外の接触を行う職業及び準医療関係機関については、現時点では、引き続き閉店となる。
現段階では、マルシェも再開することができない。孤立した移動式マルシェ(食料品店・非食料品店)のみが許可される。また、これは市当局によって、定まった場所において行われる。ほかの大部分の場所と同様、安全の距離は順守されなければならない。
残念ながら、カフェ、バー、レストラン及び祭典、レクレーション、文化及び観光の場所は、現時点では、引き続き閉鎖される。
次のステップは、現時点では、5月18日が想定される。共同体及び教育界は、小学校及び中・高校における授業の漸進的再開を確保するため、協調して取り組んでいる。
今後、我々は専門家とともに、以下の実施可能性及び条件について決定していく。
・マルシェ再開
・博物館、図書館、動物園等の再開
・美容院等の身体的接触を伴う職業の再開
・結婚式・葬式における出席者の拡大
・屋外でのスポーツの練習の再開。他方、スポーツイベント及び文化イベントは、異なったフェーズにおいてより正確な日程を示すことができるよう、所管する省庁によって設置される作業部局に基づいて、専門家によって分析が行われる。
・日帰りの小旅行、第二の住居や宿泊所における滞在に関する事項については、フェーズ3(6月8日想定)の準備の際に取り上げられる。
*****************
■■滞在状況アンケート実施中です!お済みでない方はこちらから■■
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4oPasoBCBkkcmqqKs0VZek94YyQW0jYpdcr1fSJxL_jYfRA/viewform
*****************
■■領事メールのバックナンバーはこちらから■■
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular_merumaga.html
*****************
■■新型コロナウイルスに関する「風評被害」を受けた方は,こちらまで■■
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfhpL1ReY0hfydCMksXdJMEzztfC0XsQErx5TDcOaQ8tHr8CA/viewform
*****************
【お問い合わせ先】
在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(02) 513-2340, 500-0580(領事部)
Fax :(02) 513-4633
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html
※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いいたします。