ルワンダの新型コロナウイルス対応

・2月24日現在,新型コロナウイルスによる発症例が世界各地にて発表されていますが,ルワンダにおいて新型コロナウイルス感染症例は確認されていません。最新情報の入手及び感染症予防に努めてください。

キガリ国際空港では,入国者全員に対し,スクリーニング等の水際対策を強化しています。

・検査の結果,感染の疑いがある場合は入国を拒否されたり,病院等に隔離される可能性があるため,空港で問診を受けた際には曖昧な回答はせずに,毅然とした対応を心掛けてください。

タイトル: 

ポイント:

1 現在の状況

 昨年末から中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が発生し,世界各国での罹患者の規模と範囲が拡大し続けています。WHOは国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言し,世界各国に国際的な協力を求めています。現在まで,ルワンダ国内における発症例の報告はありません。

2 当国の対応等

 現在,キガリ国際空港では,水際対策としてスクリーニングを強化しています。キガリ到着全便・全乗客に対し,検疫官による問診(2週間以内の中国への渡航歴,健康状態及び国籍,どこから来たか等)が行われています。問題がなかった場合は,入国審査へ進みますが,健康状態が悪かったり,2週間以内の中国への渡航歴を有する場合は,空港内の診察所で検査を受けるという流れになります。なお,ルワンダ・エアーは1月31日以降,キガリ・広州間の運行を休止しています。

3 今後の対応

今後,ルワンダ政府が方針を変更した場合,特定の地域からの渡航歴を有する者に対する入国制限等の措置が執られる可能性がありますので,関連報道に十分留意しつつ,慎重な行動を心掛けてください。

また,感染予防の観点から,以下の対応をお勧めします。

・石けんときれいな流水で定期的に手を洗う。

・洗っていない手で目,鼻,口に触れない。

・咳やくしゃみをするときは,鼻や口をティッシュやハンカチかひじの内側で覆う。

・肉等の食材はよく煮て調理する。

・インフルエンザのような症状のある者との接触は極力避ける。

・インフルエンザや肺炎の症状を訴える者がいたら,直ちに最寄りの医療機関に相談させる。

【各種リンク】

○日本国厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html (感染症情報)

○日本国国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

緊急時の連絡は,下記連絡先までお願いいたします。

ルワンダ日本国大使館 領事班(鈴木・大山)

+250-78-838-5404