2月22日,中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)は,台湾衛生福利部疾病管制署のプレスリリースにおいて,日本,韓国への海外旅行感染症アドバイスを第二級(三段階のうちの第二段階)の「警示(Alert)」に引き上げ,日本,韓国の滞在時における防疫措置を強化するよう呼びかける旨発表しました。概要は以下のとおりです。
●日本におけるCOVID-19(武漢肺炎)確定診断のケースは110例に達し,14都道府県に分散しており,7割以上が現地での感染あるいはその疑念があり,そのうち多くの感染源が不明であり,いくつかのコミュニティ及び院内感染が発生しており,日本の防疫政策はすでに水際対策から被害低減に転換している。
●韓国は確定診断のケースが急速に増加しており,すでに346例に達し,7割以上が現地での感染あるいはその疑念があり,そのうち5例は感染源が不明であり,さらに最近大型の教会及び院内での集団感染が発生し,韓国はすでに大邱市,慶尚北道郡を伝染病特別管理地区に指定した。
●台湾と両国には密接な往来があり,台湾人がよく訪れる旅行先であることに鑑み,2月22日付で両国への海外旅行感染症アドバイスを第二級「警示」(Alert:現地での防疫措置の強化)に引き上げる。現地では強化した防護措置を取るべきである。
<2月22日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース(中国語)>
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/FXCQP2mXLvmSZ5DcCDqyoQ?typeid=9
つきましては,台湾在住の邦人の皆様におかれても,上記プレスリリースをご参照の上,台湾当局による措置について十分にご注意下さい。
また,中央感染症指揮センターは,手洗い・咳エチケットの励行,目・鼻・口を手で触らないこと,海外から帰台する際に発熱,咳等の症状がある場合,空港・港の検疫担当者に通知することを呼びかけるとともに,帰台後14日以内に疑わしい症状が現れた場合は,無料の伝染病予防ホットライン1922または0800-001922(中国語・英語)に電話し,その指示に従って,マスク着用の上,医療機関を受診し,渡航歴,職業,接触歴等を医師に告知するよう促しています。
なお,衛生福利部はホームページ上で,台湾における伝染病指定隔離医院リストを掲載していますのでご参照下さい。
<衛生福利部疾病管制署「伝染病指定隔離医院リスト」(中国語)>https://www.cdc.gov.tw/Category/MPage/Hdl9E5pIZIe6ma8HcfAHDw
当協会と致しましては,台湾に在住・滞在されている邦人の皆様の状況を迅速に把握したいと考えており,邦人通報用専用電話を設置しております。つきましては,台湾において,万が一,ご家族・お知り合い等の邦人の方が新型コロナウイルスに感染した,あるいは感染の疑いで医療機関にて検査・隔離されているとの情報がありましたら,下記専用電話にご連絡下さい。
<感染・感染疑いに関わる邦人通報用専用電話>
(市外局番02)2713-6680
台湾域外からは(地域番号886)2-2713-6680
なお,上記専用電話は緊急の通報ダイヤルであることから,新型コロナウイルスに関する一般的なご質問,ご相談等については,従来通り,下記の代表電話番号にご連絡願います。
邦人の皆様におかれては,衛生福利部のホームページ等を参照し,最新情報を収集する等,引き続き感染予防に努めて下さい。 https://www.cdc.gov.tw
公益財団法人日本台湾交流協会
高雄事務所 領事室
電話:(市外局番07)-771-4008
台湾域外からは(地域番号886)-7-771-4008
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