新型コロナウイルス関連情報 - 世界の治安情報等

・３０日，世界保健機構（ＷＨＯ）は新型コロナウイルスアウトブレイクに関する第２回緊急会議が開催され，「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態（ＰＨＩＥＣ）」であるという判断を下しました。

・３０日時点において，ボツワナ国内で新型コロナウイルス発生したとの報道等には接しておりません。

・ボツワナ政府は新型コロナウイルスに関し，国際空港や国境における監視体制を強化し，状況を注視し，WHOとの連携をとり，国民へ情報を提供すると述べています。

・中国を中心とし，各地で発生している新型コロナウイルスについては，刻々と状況が変化しています。可能な予防対策を講じ，最新の情報にご注意ください。

・ボツワナにおける新型コロナウイルスに関する新たな情報を入手した際にはメール等でご連絡致します。

１．３０日，ＷＨＯは新型コロナウイルスアウトブレイクに関する第２回緊急会議が開催され，「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態（ＰＨＩＥＣ）」であるという判断を下しました。会議にて患者数について，中国では，７，７１１人の感染確定（内１３７０人が重症，１７０人が死亡）１２，１６７人の疑い例が報告されました。中国以外では，１８の国にて８２人が感染し，内７人は中国への渡航歴がなく，中国以外でのヒトからヒトへの感染があることが判明しているのは３か国，うち１例は重症で，死亡例はないと報告されています。

２．３０日時点において，ボツワナ国内で新型コロナウイルス発生したとの報道等には接しておりません。

３．２８日ボツワナ政府とWHOボツワナ事務所による新型コロナウイルスに関するプレスブリーフィングがおこなわれました。当地での対策に関して，以下のような言及がありました。

２８日より国際空港と国境にてスクリーニングをハボロネより開始し，体温測定，渡航歴に関する質問，関連パンフレットの配布等を行います。

新型コロナウイルス感染の可能性がある場合，ハボロネはブロック８クリニックへ隔離収容し，その他マウン，カサネ，フランシスタウンにも隔離する医療施設を設定しています。

４．日本外務省は，各国，地域の感染症を含む危険情報を，海外安全ホームページ　 https://www.anzen.mofa.go.jp/　にて提示していますので，渡航の際にはご参照ください。

５．新型コロナウイルスに関して

新型コロナウイルスに関する現時点での情報は以下のとおりです。今後知見が蓄積し，情報が変わってくる可能性もありますので，関連サイトもご参照ください。

新型コロナウイルスは，ウイルスに感染してから症状が出現するまで約２日から１４日程です。

症状は，発熱，咳，呼吸困難，軽症から重症な肺炎を起こす人まで様々な重症度が報告されています。

重症化した方の多くは何らかの持病がある人や高齢者の方等免疫力の低下している状態であることが指摘されています。

感染の仕方として，咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが口や鼻などの粘膜に感染して起こる，または手指についたウイルスが鼻，口，目より感染する経路が主と考えられています。よって対策として，咳エチケット，石けんによる手洗い等にて手指の衛生を保つ，目鼻口を不潔な手で触らない，体調不良者との濃厚な接触は避ける，睡眠と栄養に気をつけ，体調不良時は無理をせず，早めに医療機関を受診してください。

また医療機関を受診する際は，渡航歴も必ず伝えてください。

参照サイト

厚生労働省ホームページ　（新型コロナウイルスに関するQ＆A,日本における発生状況について等）

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

咳エチケットについて

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

ボツワナ保健省facebook　

https://www.facebook.com/Ministry-of-Health-and-Wellness-Republic-of-Botswana-456697177810683/

ボツワナ政府facebook　　

https://www.facebook.com/BotswanaGovernment/

米国ＣＤＣ新型コロナウイルス関連ページ　

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/index.html