情勢不安による大使館閉館のご案内

●10日以降,ラパス市及びエルアルト市における治安が悪化しています。

●12日も引き続き情勢不安のため当館は閉館いたします。

10日にモラレス大統領が辞任を表明して以降,特にラパス市及びエルアルト市における治安が悪化しています。

10日夜は,政府支持派市民が暴徒化し,エルアルト市では企業,工場の強奪,ロープウェイの駅への襲撃が発生し,南部の「チャスキパンパ地区」では市バス車庫でバス64台を放火,「アチュマニ地区」と「ウユストゥス地区」の市場を強奪,その他市内各地で商店や民家店を襲撃し強盗,強奪を繰り返しました。また,市民団体代表やテレビ局記者の家が放火され,ベネズエラ大使館が反政府派市民により一時占拠されました。エルアルト空港では国際線の複数の出発便がキャンセルされました。

11日,公共交通機関のロープウェイは,安全が確保できないとして全線で運行を休止しました。ラパス市「チャスキパンパ地区」及びエルアルト市において,警察署や警察車両が放火される等の被害が発生し,同市ミネサ及びビジャエルカルメン・バスターミナルでは市民と暴徒が衝突し,複数の負傷者が発生しました。16時以降,エルアルト市から政府支持派市民が大集団(報道では約8千人)となりラパス市のムリージョ広場及びソポカチ地区の警察本部に向かっていると報道されています。また,ロープウェイ紫線のエルアルト市内の駅が放火された模様です。なお,スクレ市の空港は安全上の理由から終日閉鎖されています。

このように治安情勢が流動的になっており,安全面を考慮し,明日の12日(火),当館は閉館いたします。

引き続き,不要不急の外出を控え,治安情勢に関する最新情報を入手し,選挙裁判所等,公的機関,集団へは近づかず,不測の事態に巻き込まれないようにしてください。

在留邦人又は邦人旅行者で、事件や事故に巻き込まれた場合には領事の緊急携帯(7153-6981)までご連絡ください。

○在ボリビア日本国大使館

 住所:Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia (P.O. Box 2725)

 電話:(591-2) 241-9110〜3

 FAX : (591-2) 241-1919

http://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

Email:consul.lpz@lz.mofa.go.jp (領事班)

○在サンタクルス領事事務所

 住所:Calle Saavedra No. 314, Esq. Cochabamba, Santa Cruz, Bolivia (P.O. Box 543)

 電話:(591-3) 335-1268

 FAX : (591-3) 335-1022

http://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html

Email:consuladojaponscz@lz.mofa.go.jp

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