・10月29日,フィジー気象庁より今季(2019−20年)における熱帯低気圧(以下「サイクロン」)の季節予報が発出されました。
・今季サイクロン到来シーズン(2019年11月1日〜2020年4月30日)においてフィジー及びバヌアツでは,1〜2のサイクロンがフィジーに影響を及ぼし,そのうち1つはカテゴリー3以上に発達すると予報されています。ツバルでは,0〜1のサイクロンがツバルに影響を及ぼし,そのうち1つはカテゴリー3以上に発達すると予報されています。キリバス及びナウルでは,サイクロンの影響の可能性は低いと予想されています。
・フィジー(ナンディ)に拠点を置く地域気象センターの管轄地域(ソロモン諸島から仏領ポリネシアにかけての太平洋島しょ国地域)においては,5〜8つのサイクロンが発生する可能性があると予防されています。
・在留邦人及び当地への旅行などを計画されている皆様におかれましては,テレビやラジオ等により気象情報やサイクロン関連情報(避難勧告等)の入手に努めるほか,万が一に備え食料や飲料水などの非常用資材の備蓄に留意してください。
1 フィジー気象庁から発出された今季サイクロンの季節予報の詳細な内容は,以下リンクから参照できます。
http://www.met.gov.fj/index.php?page=aerosum#Media%20Releases/TC.pdf
2 情報収集
気象情報及びサイクロン関連情報を入手するにあたり,有益はウェブサイトの一例は,以下のとおりです。
(1)フィジー気象庁ホームページ( http://www.met.gov.fj/ )
サイクロンの進路など
(2)国家災害管理事務局(NMDO)ホームページ( http://www.ndmo.gov.fj/ )
同ツイッターアカウント( https://twitter.com/FijiNDMO )
避難勧告などの災害対策など
(3)フィジー道路当局(Fiji Roads Authority)
通行止め情報など
3 非常用資材の備蓄
洪水等が発生した場合,数日間にわたり停電,断水等が発生した例があります。
10日間分程度の非常用物資を備蓄しておくよう心掛けて下さい。参考までに,非常用物資の一例を紹介します。また,汚水の流入等による衛生環境の悪化に伴う各種感染症リスクの拡大が懸念されます。うがいや手洗いなどによる感染症予防のほか,防虫スプレーなどによる蚊対策に十分配慮してください。
・非常用食料(缶詰,クッキー等調理不要なものが有用)
・飲料水
・常備薬
・懐中電灯,ろうそく,マッチライター
・ラジオ
・電池
・衣類,寝具(毛布等)
・食器類,炊飯道具,燃料
・携帯電話(電池式充電器などが有用)
・パスポート,保険証券類,カード類,現金
※このメールは在留届,たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。
在フィジー日本国大使館(領事・警備班)
住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji
電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)
FAX:(679)330-2984
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