●5月8日,天然ガスの利益分配を巡る中央政府とチュキサカ県庁の交渉が決裂し,道路封鎖,抗議デモ及びストライキは24時間一時停止された後,無期限で再開されることとなりました。
●本件問題が解決されるまでの間,スクレ市内への移動は差し控えるとともに,スクレ市内在住者は道路封鎖の影響に備えて食料品や生活用品を確保するよう努めてください。また,集団や道路封鎖の現場には近づかないよう注意してください。
5月8日,チュキサカ県とサンタクルス県境にあるインカワシ・ガス田で採掘される天然ガスの利益分配を巡り,チュキサカ県庁は,中央政府が示した解決策の提案を拒否し,各種市民団体,労働者,大学関係者等による道路封鎖,抗議デモ及びストライキを24時間一時停止した後,無期限で再開することを決定しました。
但し,道路封鎖は継続されており市内外向けの主要道路(ポトシ,オルロ,タリハ,サンタクルス方面)が封鎖されていますので御注意ください。また、報道では,チュキサカ県南部にあるCintis市及びMachareti市において道路封鎖を強化する旨報じています。
ボリビア石油公社は,インカワシ・ガス田の正確な場所に関する技術調査を実施中で有り,5月14日に調査結果を公表すると報告しましたが,本件問題がさらに長期化するおそれもあります。
本件問題が解決されるまでの間,スクレ市内への移動は差し控えるとともに,スクレ市内在住者は道路封鎖の影響に備えて食料品や生活用品を確保するよう務めてください。また,集団や道路封鎖の現場には近づかないよう注意してください。
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