●本21日午前9時現在、ナイロビを含むケニア全土で、暴動等の発生はありません。
●ただし、ナイロビ(キベラスラム、マザレスラム)、西部キスム郡及びミゴリ郡では、野党サポーターによる暴動発生の緊張が高まっており注意が必要です。
●また、昨日の最高裁判決以降、ナイロビやケニア西部各郡では、暴動や強盗等の一般犯罪が急増するなど治安が悪化しています。
●外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
【現在の在留邦人の行動基準】
○レベル1:十分注意
○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。
【警備対策官からのコメント】
○本日午前9時現在、ナイロビを含むケニア全土で、暴動等の発生はありませんが、ナイロビ(キベラスラム、マザレスラム)、西部キスム郡及びミゴリ郡では、野党サポーターが集まるなど、暴動発生の緊張が高まっています。
○報道によると、昨日の最高裁判決以降、ナイロビ(各スラム地域:キベラスラム、カワンガレスラム及びマザレスラム、東部地域:ラッキーサマー、ハルマ、コロゴチョ、ウモジャ、カサラニ、カリオパンギ等)、西部キスム郡(中心部、Kondele、Nyalenda、Obunga等)及びミゴリ郡では、暴動が続発し、多数の死傷者が出る事態となりました。また、これらの地域では、暴動に乗じた強盗や器物損壊等の一般犯罪が多発しました。
○昨夜、ナイロビのキベラスラムとマザレスラムでは、野党サポーターによる暴動や警官隊との衝突が夜通し続き、治安が悪化しました。
【警備対策官からのお願い】
○外出時に危険を察知した場合は、直ちに帰宅して頂くようお願いします。
○与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。
○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。
○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。
平成29年11月21日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
電話:+254(0)20289−8000