●本16日午前10時現在、ナイロビを含むケニア全土で暴動等の発生はありません。
●野党NASAは,本日午後12時より,ジョモ・ケニヤッタ国際空港にて記者会見を予定しています。会見後には、Shauri Moyo地区(ナイロビCBDエリアより東に約1km)に所在するカムクンジ・グラウンドにて政治集会を予定しています。
●訪米中のオディンガNASA党首は,明17日にケニアに帰国予定です。同党は、ジョモ・ケニヤッタ国際空港にて同党首を出迎えるための集会を行うとしています。現在、同党首が使用する航空機の便名等は不明ですが、明日、同空港を利用される際には、上記事情を十分に御留意願います。
【現在の在留邦人の行動基準】
○レベル1:十分注意
○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。
【警備対策官からのコメント】
○ナイロビ中心部の最高裁判所では、大統領再選挙に関する異議申し立てについて審議中です。引き続き、最高裁判所周辺には近付かないで下さい。
○今週、警察は、不法な抗議デモや集会に対する取り締まりを強化するとしており、最高裁判所による判決に向けて、野党サポーターと警官隊による衝突が再び発生することが予想されますので注意して下さい。
【警備対策官からのお願い】
○与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。
○外出時に危険を察知した場合は、帰宅して頂くようお願いします。
○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。
○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。
平成29年11月16日
在ケニア日本国大使館
領事・警備班
電話:+254(0)20289−8000