マダガスカルにおけるペストに関する医療情報(続報)

●現在マダガスカルでは、肺ペストが流行しています。

●マスクは、ペスト菌の体内への侵入を抑制する効果がありますが、誤った使い方をすると、このような予防効果が得られなかったり、他の人に感染を広げることになるので注意が必要です。

●新聞、テレビ、インターネット等からの情報収集に努めて頂き、引き続き自らの身体の安全の確保に留意してください。

現在マダガスカルでは、肺ペストが流行しています。

 肺ペストは、肺ペスト患者が排出するペスト菌を含む飛沫を、周囲の人が吸い込むことにより拡がります。そのため肺ペスト予防には、外出時のマスク着用、帰宅時の手洗い、うがいの励行、人混みを避ける、重い肺炎の症状を示している人には近づかないことが肝要です。

 ここで、マスクの正しい使い方をご紹介いたします。マスクは、ペスト菌の体内への侵入を抑制する効果がありますが、誤った使い方をすると、このような予防効果が得られなかったり、他の人に感染を広げることになるので注意が必要です。

 ペスト菌の侵入を防ぐためにはマスクと顔の隙間を作らないことが重要です。顔とマスクの隙間があいていると、マスクのフィルターを通さずに吸い込まれる空気が多くなり、マスクの効果は低くなります。

 使用中・使用後のフィルター部分にはたくさんのウィルスや菌が付着しているため、なるべく触らないようにし、一日一枚程度を目安に交換することが大切です。マスク着用にあたっては、説明書に従い、特に鼻と口を確実に覆うことを心がけます。マスクを外す際には、ゴムやひもの部分を持ち、フィルター部分の表面に触らないようし注意して、顔から外します。ビニール袋にいれて口を閉じて捨てるか、蓋のついたゴミ箱に入れて捨てるなどの方法で捨てます。その後、すぐに手を洗うようにしてください。

 今後も引き続き新聞、テレビ、インターネット等からの情報収集に努めて頂き、引き続き自らの身体の安全の確保に留意してください。

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