ハイチにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在ハイチ日本国大使館
○ハリケーン・イルマが,9月5日(火)以降,カリブ諸国に接近または上陸します。
○最新の気象情報入手に努め,適切な安全対策を講じてください。
1 ハリケーン「イルマ(IRMA)」が,大西洋上を西へ進んでおり,米国ナショナル・ハリケーン・センターによると,日本時間9月4日午前8時現在,同ハリケーンの勢力はカテゴリ3(最大で5)で,中心付近の気圧は959ミリバール,最大風速は約51m/sとなっており,アンティグア・バーブーダ及びセントクリストファー・ネーヴィス等にハリケーン注意報(Hurricane Watch)が発出されています。
今後,同ハリケーンは勢力をカテゴリ4にまで拡大し,5日(火)以降,アンティグア・バーブーダ,セントクリストファー・ネーヴィス等に接近,場合によっては上陸し,その後カリブ諸国を横断する見込みです。
進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。
『なお,ハリケーンがハイチに近づくと予想される9月7日(木)から9月9日(土)までの間,特に強い雨風が発生する危険性がありますので,皆様におかれましては水害,崖崩れ等に十分に御注意いただくとともに,必要に応じて飲料水・食料品等物資の準備をしておくことをお奨めします。
ハリケーンの予想経路・到達日時等は,随時更新されていますので,メディア等の最新情報を注視してください。』
2 つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,同地域に在住,または既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。
ハリケーン通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。なお,電気の供給や,電話網等が不通になり復旧までに数日間要する場合も想定されますので,併せて余裕を持って情報の共有を行いつつ行動をする様心がけてください。
《 参考 》
米国ナショナル・ハリケーン・センター:( http://www.nhc.noaa.gov/ )
世界気象機関:( http://severe.worldweather.wmo.int/ )
ウェザー・チャンネル:( http://www.weather.com/ )
3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,最寄りの在外公館(以下連絡先)まで連絡してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5139
http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地大使館等連絡先)
○在ハイチ日本国大使館
住所:AMBASSADE DU JAPON
Hexagone 2F, Angle Rues Clerveaux et Darguin,Petion-Ville, HAITI
電話:2256-5885/3333
国外からは(国番号509)-2256-5885/3333
FAX:2256-9444
国外からは(国番号509)-2256-9444