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件名:アジア・大洋州におけるデング熱の流行(感染が疑われる場合には、早期に医療機関を受診してください。)
2017年1月24日
在チェンナイ日本国総領事館
対象国:インド、インドネシア、カンボジア、スリランカ、タイ、中国(浙江省、広東省、福建省、広西壮族自治区、雲南省)、香港、台湾、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モルディブ、ラオス、豪州(クインズランド州)、キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン、ツバル、トンガ、ナウル、パプアニューギニア、バヌアツ、パラオ、フィジー、マーシャル、ミクロネシア、北マリアナ諸島(米領)、ハワイ(米領)、ニューカレドニア(仏領)、タヒチ(仏領ポリネシア)
1 1月19日、マレーシアにおいて、デング熱に感染した邦人がその後死亡する事例が発生しました。昨年7月21日には、新潟県においてフィリピンから帰国した女性がデング出血熱を発症し、死亡する事例も発生しています。デング熱は、マレーシアやフィリピンに限らず、アジア・大洋州地域をはじめ世界中の熱帯・亜熱帯地域で広く発生が見られます。
2 デング熱は通常、急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛などの症状が見られますが、デング熱患者の一部はまれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症し,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。デング熱等の蚊が媒介する感染症については、蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに、万が一発症した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要となります。
3 つきましては、流行国・地域への渡航・滞在を予定している方、また、既に現地に滞在している方は、蚊に刺されないような予防措置に努めてください。デング熱が疑われる症状が発生した場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしてください。渡航・滞在先での医療機関情報は、総領事館ホームページや、在外公館医務官情報をご参照ください。
また、帰国時又は帰国後に発熱等体調の異常がある場合や渡航先で医療機関を受診するなど体調に不安がある場合には、空港等の検疫所にご相談いただくか、近くの医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください。
○参考情報:
厚生労働省検疫所(FORTH) 感染症についての情報「デング熱」
http://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name33.html
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/ta/dengue.html
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
○外務省 海外安全ホームページ:
(携帯版) http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp
(現地在外公館連絡先)
○在チェンナイ日本国総領事館
電話: (91-44) 2432-3860〜3
ホームページ:http://www.chennai.in.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
在外公館医務官情報:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/india_chennai.html