在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(7月2日)

 7月2日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●累計感染者数は42,574名です。

●累計死亡者数は188名です。

●累計快復者数は14,415名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等,詳細は以下のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する報道等は以下のとおりです。

(当館注)以下は,一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●7月1日に新規に確認された感染者数は1,509名です。

●統計についてツォイ保健大臣は2日,概要以下を説明しました。

◎「感染者数」の統計につき,有症状者と無症状者を統合した。患者は症状の有無にかかわらず潜在的な感染を生むため,国内の感染の全体像を理解することが必要である。

◎「死亡者数」の統計は,週1回の頻度での発表に変更する。

(2)検疫・医療等

●7月5日からの制限措置

先の領事メールのとおり,カザフスタン首相府は,7月5日から14日間の制限措置導入を発表しました。後刻,トゥグジャノフ副首相及びツォイ保健大臣の記者会見で追加的に明らかとなった主な点は以下のとおりです。

◎国際線フライト

(首相府発表で,国際航空運輸は国のリストを拡大しない形で維持するとされていたところ)行先,便数もこれ以上拡大しない形での維持となる。

◎市街の出入域

出入域に通行証(スプラフカ)は不要。自動車検問所(ブロックポスト)も設置されない。

◎州・直轄市間移動

鉄道は減便,地域間バスは運休となるが,自家用車での移動は可能。

◎ショッピング娯楽センター

薬局及び食料品店のみ営業する。

◎罰金

検疫体制及び疫学衛生基準に違反した場合,自然人に対する罰金額は83,340テンゲ,企業主体(法人)に対する罰金額は638,940テンゲかそれ以上。

●医療体制

トゥグジャノフ副首相及びツォイ保健大臣は記者会見で以下を説明しました。

◎7月末までに感染症病棟及び仮設病棟の病床数を50%増加する(28,000床→42,000床)。

◎8月までにPCR検査能力を増加する(30,000回/日→39,000回/日)。

中央政府予算で807台の救急車を調達した。今月にも第一陣が配備される。

●ナザルバエフ初代大統領の検査陰性

ウキバイ初代大統領報道官は,ナザルバエフ初代大統領が本7月2日PCR検査で陰性結果になったとツイッターで報告しました。ナザルバエフ初代大統領は医師の奨めにより,引き続き自主隔離及び遠隔勤務を維持するとのことです。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047