在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(6月24日)

 6月24日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 感染者数

●国内の累計感染者数は18,765名です。

●国内の累計死亡者数は134名です。

●国内の累計快復者数は11,585名です。

州・直轄市ごとの感染者数等,詳細は以下のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。https://www.coronavirus2020.kz/ru

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する主な報道等は以下のとおりです。

(当館注)以下は,一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●6月23日,新規に確認された有症状感染者数は534名(増加率2.9%)です。

●6月23日,新規に確認された無症状感染者数は1,096名です。

(2)検疫・医療等

●アルマティ市及びアルマティ州:予約外来等の停止

◎アルマティ市は24日,診療所の予約外来(健康診断,計画的な歯科治療等)及び予約入院を停止しました。

◎アルマティ州も24日,ほぼ同様の措置を発表しました。

◎ヌルスルタン市でも,23日から予約外来等の停止が行われています。

●アルマティ市:検査を通じた感染の噂を否定

アルマティ市コロナウイルス拡散防止委員会は,SNS上で拡散している噂(検査に無認証の試薬が使われていることから感染のリスクがある)に言及しました。同委員会はこの噂を否定した上で,検査には認証された試薬のみ用いていると表明しました。

●ヌルスルタン市:医薬品の供給

ヌルスルタン市政府は,市内の薬局に対し,医薬品の滞りない供給を指示しました。

●要職者の感染状況

◎ウキバイ初代大統領報道官は24日,ナザルバエフ初代大統領の体調は良好であり,引き続き在宅隔離中であるとツイッターに書き込みました。

◎ムハムベトフ・コスタナイ州知事は24日,検査で陽性結果となったことを明らかにしました。同知事は在宅隔離の上,遠隔で業務を続けます。

●マンギスタウ州での肺炎増加

ジャマンバエヴァ・マンギスタウ州保健局長は,同州で肺炎の感染件数が増加しているとして,「危機的」と表現する一方,状況は依然コントロール下にあると述べました。同州の仮設入院施設に450名の肺炎患者がいる一方,患者らは全てコロナウイルス検査で陰性だったとのことです。同局長は,「我々はなぜこのことが生じているのか具体的に述べることができない。・・・肺炎の急増には他の説明がつくのかもしれない」と述べました。

同局長によれば,州内では病床の不足が生じており,特にアクタウ市では,州立病院の区画内に,肺炎患者向けの仮設病棟が開設されました。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047