【ポイント】
○中国,韓国,イラン,イタリアを出国してから2週間以内にオマーンに到着する渡航者は,国籍及び旅券の種類に関係なく全て,オマーンへの入国が禁止となっています。
○オマーン検察当局は,新型コロナウィルス感染者及び有症者の隔離措置を拒否する者は,感染症対策法の違反者として処罰されると警告しています。
○8日からオマーンの保健機関への初診受付においては,オマーン政府発行のIDの提示が必須となります。
【本文】
1 2日夜にオマーン外務省がツイートしました「感染諸国からの渡航者に対する陸海空全ての国境におけるオマーン入国禁止措置」につきまして,5日朝,オマーン当局を通じて以下が確認されました。
(1)中国,韓国,イラン,イタリアを出国してから2週間以内にオマーンに到着する渡航者は,国籍及び旅券の種類に関係なく全て,オマーンへの入国が禁止される。従って,日本人もその対象となる。
(2)上記措置は2日から発動しており,航空会社にも通知済みである。
2 4日,オマーン保健省は,オマーンでの3件の感染症例が新たに登録され,計15件となったと発表しました。
新たな3名の感染者は,いずれもイランへの渡航に関係しており,2名がイラン人,1名がオマーン人とのことです。
3 4日,オマーン検察庁は,新型コロナウィルス感染者及び有症者の隔離措置を拒否する者は,感染症対策法の違反者として処罰されると警告しています。
4 4日,オマーン教育省は,新型コロナウィルス感染の拡大を防ぐために学校が従うべき措置について発表し,全ての課外活動の延期等を求めました。
5 3日,オマーン保健省は,オマーンの保健機関への初診受付において,8日からオマーン政府発行のIDの提示が必須となると発表しました。