ハリケーン「Beryl」にご注意ください

6月30日、バルバドス気象局(BMS)によれば、熱帯暴風雨「Beryl」が勢力を強め、ハリケーンに格上げされました。

現在、カテゴリー4まで勢力を強めており、現在島全域にハリケーン警報が発出されています。

今夜から明朝にかけ島に接近し、強風及び大雨による鉄砲水が予想されております。

バルバドスに滞在中の方は、以下の関連ウェブサイトなどを参考に情報収集に努めると共に、災害や事故に巻き込まれないよう十分ご注意願います。

なお、このハリケーンとは別に新しい熱帯波が島の東約3,000kmに位置しており、7月3日(水)頃にバルバドスに影響を与える見込みです。

こちらの熱帯波につきましても、注意が必要です。

※カテゴリー4・・日本では「非常に強い」台風レベルに分類され、家屋の損傷や倒木などの被害が予想されるため、屋外での行動は極めて危険です。

※ハリケーン警報・・ハリケーン接近に伴い、64ノット(時速74マイル、時速119km)以上の風が36時間以内にバルバドスに影響を及ぼすと予想される場合に発令されます。

○バルバドス気象局(BMS):https://www.barbadosweather.org/windBarResp.php

○バルバドス政府情報サービス(GIS):https://gisbarbados.gov.bb/

〇米国ナショナル・ハリケーン・センター:http://www.nhc.noaa.gov/

○ウェザー・チャンネル:http://www.weather.com/

滞在中の方は、備蓄品の確保や避難場所の確認等を行い、災害時の対応に備えてください。

【上陸・接近前の備え】

(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。

(2)停電に備え、懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池等を準備するとともに、飲料水・食料、ガソリン等の必要物資を確保・備蓄する。

(3)避難することも想定し、パスポート、現金、雨具、携行用の水、食料等を準備し、いつでも持ち出せるようにしておく。

(4)強風で飛ばされそうなものは、屋内に移す又は固定する。

(5)避難場所や避難コースを確認しておく。

(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。

(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し、あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

【上陸・接近以降の対応】

(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。

(2)外出は控え、現地当局から避難勧告や指示がある際には指示に従う。

(3)雨による地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害に十分注意する。

(4)被災地では、インフラの破壊(電気や水など)、物資供給不足、交通機関の乱れ、電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため、被災地を訪れる場合には、事前に情報収集を行い、訪問の可否を慎重に検討する。

万が一災害に巻き込まれた場合は、バルバドスの気象当局等が発表する警報、指示等に従って安全確保に努めるとともに、当館(下記連絡先)までご連絡願います。

(問い合わせ先)

在バルバドス日本国大使館

住所:Embassy of Japan in Barbados, Building 2, Ground Floor, Chelston Park, Collymore Rock, St. Michael

電話: +1 (246) 538-5700

FAX: +1 (246) 538-5701

e-mail: ryoji@rt.mofa.go.jp

ホームページ: www.bb.emb-japan.go.jp/itprtop_en/index.html

配信停止・配信先変更を御希望される場合は、当館メールアドレス(ryoji@rt.mofa.go.jp)まで御連絡をお願いいたします。

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