全国規模の抗議活動に関する注意喚起

●報道によれば、明2日(水)、全国規模の抗議行動が実施されるとの情報があります。

●在留邦人の皆様は、治安関連報道等の入手に努めるとともに、今一度安全対策に注意いただくようお願いします。

1.報道によると、ナイジェリア労働会議(NLC)は、燃料補助金廃止に伴う物価高を理由に、連邦政府が右政策撤廃や救済策の充填に応じない場合は、明2日(水)から7日間、全国規模の抗議活動を開始すると発表しました。本発表を受け、7月28日(金)に両者間での交渉が行われるも決裂し、31日(月)から本1日(火)にかけ、同様の交渉が継続している状態です。仮に交渉が決裂して予定通り抗議活動が決行された場合、明2日早朝より、各地において大規模な抗議活動が実施されるとの情報があります。また、物流やガス・電力供給に混乱が生じ、停電等が発生するとの情報もあります。

ナイジェリア警察は、デモ等の平和的実施の措置を講じるとともに、暴力的な活動を看過しないよう警察官を多数配置し、市民の安全を確保する旨表明しています。

2.現時点では、上記1のとおり、交渉が継続している状況にあり、抗議活動実施に関する確たる情報は不透明な状態です。在留邦人の皆様は、引き続き最新の情報収集に努めてください。また、不特定多数の人が集まる場所は、テロ攻撃の標的になり得るほか、興奮した群衆が暴徒化し、警察官との衝突に発展する可能性も排除できません。抗議活動が行われている場所や群衆が形成されている場所、銃声・異音のする方向には決して近付かないで下さい。市内を移動する際は、規制区域周辺は避け、身分証明書を常に携帯し、検問等で警察官に提示を求められた場合は、これに従ってください。また、混乱が生じた場合に備え、必要な物資の確保等の安全対策に努めるようお願いします。

----------------------------------------------------------------

※このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。

※メールの配信を変更・停止する場合は、以下のURLから手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、家族、友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内ください。

----------------------------------------------------------------

在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

所在地:No.9, Bobo Street, Maitama, Abuja, Nigeria

電 話:+234(0)90-6000-9099(開館時:08:00-12:00、13:00-17:30)

    +234(0)80-3629-0293(閉館時:人命に関わる緊急時のみ)

メール:visanigeria@la.mofa.go.jp