(注意喚起)邦人のスリ被害が連続発生

○ 7月27日(木)、28日(金)の日中、ウランバートル市内とトゥブ県で、邦人がスリの被害に遭う事件が発生しました。

○ モンゴルでは、スリが非常に多く発生しており、観光地で外国人を狙った犯行が確認されているため、被害に遭わないようにご注意ください。

1 スリ被害の発生状況(7月)

ウランバートル市内及び郊外の観光地において、邦人がスリの被害に遭う事件が2件発生しました。モンゴルでは、スリが非常に多く発生しており、外国人を狙った犯行が確認されているため、滞在の際は注意が必要です。

【1件目:現金を盗まれた事案】

発生日時:7月27日(木)午後4時頃

発生場所:ノミンデパート(ウランバートル市内)

概  要:邦人がノミンデパートに滞在中、ウェストバックの中から現金、クレジットカード、旅券の入ったポーチが盗まれた。同事案は、邦人がデパートのコーヒーショップで複数のモンゴル人から日本語で話しかけられた際に、ウェストバックを開けられ、ポーチが盗まれた可能性が高い。

【2件目:財布を盗まれた事案】

発生日時:7月28日(金)午後2時頃

発生場所:チンギスハーン騎馬像(トゥブ県)

概  要:邦人がチンギスハーン騎馬像に滞在中、肩掛けカバンの中から財布が盗まれた。同事案は、騎馬像内部の人が密集した場所でカバンのチャックを開けられ、財布が盗まれた可能性が高い。

2 盗難被害に遭わないために

○ 日本語で話しかけてくる者の中には、集団的なスリグループもいるため、常に所持品が狙われているとの警戒心を保ち、用心を怠らない。

○ リュックやバックは、気づかない内に開けられたり、ナイフ等で切られたりすることがあるので、常に視界に入れておく。

○ 周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めるなどした場合は、すぐにその場から離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かるように助けを求める。

○ 刃物等の凶器で脅された場合は、抵抗せずに犯人の要求に従う。被害品を取り返そうとするなど、犯人を刺激すると凶器による暴行を引き起こす可能性が高まるため、生命の安全を第一に考え、抵抗しない態度を示す。

○ 万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、警察(102)に通報する(英語かモンゴル語、ロシア語での対応が必要です。)。

【問い合わせ先】

在モンゴル日本国大使館 領事・警備班

電話:(976)11-320777 開館時間:9:00〜13:00、14:00〜17:45

休日・夜間の緊急連絡先:(976)7004-5004