【注意喚起】セネガル国内におけるデモ・集会の見通し(12日〜19日)及び12日の領事窓口の午前終了について

ポイント:

〇12日(金)から19日(金)にかけて、セネガル全土においてデモや集会が呼び掛けられています。

〇デモや集会が行われる場合には、参加者と治安当局との間で衝突が発生するおそれや、バス等の交通機関の運行停止や道路封鎖等による大規模な渋滞の発生が予想されます。

〇12日(金)の領事窓口は12時30分で終了します。

〇在留邦人の方は、これらデモや集会には絶対に近づかないようにしてください。

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(1)大統領選挙を巡るデモ・集会の呼びかけ等

〇12日(金)、サル大統領の三選出馬に反対する市民グループ「F24」がセネガル全土でのデモを呼び掛けているほか、同日15時からダカール市内ナシオン広場(Place de La Nation/旧オベリスク広場)において大規模集会を行うと発表しています。

〇15日(月)、野党Pastefは、大統領府前での座り込みによる抗議行動を呼び掛けていると報じられています。

〇16日(火)、ダカール裁判所(Palais de Justice de Dakar)においてソンコ野党Pastef党首による婦女暴行容疑に係る裁判が予定されています。当日は、市内各地で同裁判に反対する者による抗議活動やそれに伴う交通の混乱が見込まれるほか、治安当局の規制により隣接する日本大使館へのアクセスが困難になることが予想されます。

〇19日(金)、F24はセネガル全土でのデモを呼び掛けています。

(2)ダカール郊外における住民の抗議行動と治安機関との衝突

ダカール郊外のンゴール地区では、小学校建設予定地への警察駐在所設置に反対する住民運動が継続中であり、4月下旬から地域住民と治安当局との衝突事案が断続的に発生しています。これまで治安当局の施設やホテル等の民間施設に対する放火等の事案が発生しており、周辺の交通にも影響が出ています。政府と住民との話し合いに具体的な進展は見られていないため、今後も散発的に衝突が発生すると見込まれます。

(3)注意喚起

〇これらのデモや集会、抗議運動等は、予告なく実施される可能性があるほか、治安機関との衝突が生ずる場合には、治安機関からの催涙弾等の投擲、デモ参加者等による投石、放火、略奪等の行為が生ずる可能性があります。

また、デモ等の影響によりバス等の交通機関の運行停止や道路封鎖等による大規模な渋滞の発生が予想されます。

〇在留邦人の皆様にあってはデモや集会には絶対に近づかないようにしてください。また、不測の事態に巻き込まれることがないよう慎重な行動を心がけるとともに、引き続き領事メール、報道等で情報収集に努めてください。仮に邦人の方が被害に遭われたという情報に接した場合には、当館までご一報いただきますようお願いたします。

【問い合わせ先】 在セネガル日本国大使館 taishikan.senegal@dk.mofa.go.jp

Tel+221-33-849-5500, Fax+221-33-849-5555 (夜間緊急 +221-77-569-8103)