パラグアイ国内における抗議活動に伴う注意喚起（第２報）

●４月３０日に行われた総選挙以降、全国各地で同選挙に関連した抗議活動が連日行われており、今後も継続する可能性があります。

●こうした抗議活動に巻き込まれないよう、報道等で最新の情報収集に努めてください。

●一部の参加者は凶器となり得るものを所持しているため、抗議活動には不用意に近寄らないようにしてください。

・報道等によれば、昨９日にはアスンシオン市内の最高選挙裁判所（ＴＳＪＥ）付近において約千人規模の民衆が集まったほか、パラグアイ先住民庁(ＩＮＤＩ)付近では、連日数百人程度の先住民が集まり、抗議活動を行いました。本１０日は、ＴＳＪＥ付近のほか、５００〜６００人規模の集団がメルカドクワトロや検察庁へ向けて行進するなどの抗議活動を行っていると報じられています。

・地方においては、カニンデジュ県、アルト・パラナ県、カアグアス県、イタプア県、サン・ペドロ県、カアサパ県の国道沿いや町の中心部などにおいて小規模（数十人規模）の抗議活動が行われています。

・デモ活動は元大統領候補者等によるＳＮＳなどの呼びかけに応じた支持者のほか、政治活動を熱心に行っている学生や農民などが参加しているとされています。

・参加者の一部が、凶器となり得る物を所持していたとして警察に押収されているため、注意が必要です。

・抗議活動が行われている場所付近では、道路が規制されるなどして渋滞が発生しているため、時間に余裕を持って行動するように努めてください。

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