マーシャルにおける麻疹流行拡大を防ぐための渡航勧告:4月26日付保健・福祉省発表

●今般の米国のいくつかの州を含む多くの国での麻疹の流行を受け、マーシャル保健・福祉省は、マーシャルへの感染流入を防ぐ措置として、4月26日付で出入国要件を強化する国際渡航勧告を発表、即時発効しました。

●同勧告により、マーシャル入国に際し、生後6か月から11か月の乳児を含む5歳未満の乳幼児は、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)及び風疹(あるいは麻疹及び風疹)の予防接種及び同接種証明の提示が求められ、提示がない場合入国が拒否されます。

●マーシャル政府による勧告は状況に応じ更新される可能性がありますので、同政府発表の最新情報に留意していただくとともに、渡航前に駐日マーシャル大使館や航空会社等への事前確認をお願いいたします。

マーシャルへの出入国に際して求められる主な要件は以下のとおりです。

(マーシャルから海外への渡航者)

(1)国民及びマーシャルに居住する外国人で、生後6か月から11か月までの幼児は、海外渡航2週間前までに麻疹ワクチンの接種を完了するよう強く推奨する(ただし強制ではない)。この「0回目接種」に、追加2回の麻疹ワクチン接種を生後12か月から15か月の間に行うことで、97%の長期予防効果を得ることができる。マーシャルでは、MMR(麻疹、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、風疹の三種混合ワクチン)の接種が可能で、当地公的医療機関でのワクチン接種には、乳幼児の渡航文書又はEチケットの提示が求められる。

(2)生後12か月から66歳まで(または1957年以降出生の者)の国民及びマーシャルに居住する外国人の海外渡航者についても、渡航2週間前までの最新の麻疹ワクチン接種を推奨(ただし強制ではない)。当地公的医療機関でのワクチン接種には、渡航者のEチケットの提示が求められる。

(3)接種証明のないあるいは提示できない十代の者及び成人は、1回目の接種と、その28日後の2回目の接種を強く推奨する(ただし強制ではない)。

(4)近々マーシャルへ帰国予定の全ての者は、本渡航勧告の要件に合致しているかを確認し、適切に計画するよう推奨する。

(マーシャルへ入国する渡航者及び地方環礁への国内旅行者-強制要件)

(1)生後6か月から11か月の幼児を含む5歳未満の全ての乳幼児は、MMR(または、麻疹及び風疹)ワクチン接種を最新のものとすることが求められる。

(2)入国時にワクチン接種証明の提示を求められ、提示がない場合入国が拒否される。

(3)伝染病罹患者及びその接触者は、マーシャル政府関連法規に基づき、検疫隔離される場合がある。

(4)マーシャルへ入国する最新ワクチン接種者は全て、入国後3週間の間、高熱、咳、鼻水、結膜炎、発疹等の麻疹の典型的症状がないか、各自の健康状態を注視する必要がある。

(5)このような麻疹の症状が出た者は、直ちに医療処置を求める必要がある。公衆衛生係官の連絡先は、入国空港・港湾に示される予定。

●本発表原文は、以下URL(マーシャル保健・福祉省フェイスブックページ)からご確認ください。

https://www.facebook.com/100064428414541/posts/pfbid07jTXrDk9RQf8CmBnhitue5iphWiT8xoACxrAH4kzjN89uWDyMCFskPCkXUtuJ3VEl/?mibextid=kdkkhi

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在マーシャル日本国大使館

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