政治集会の開催に伴う注意喚起(その7)

●累次領事メールのとおり、20日、27日及び30日、ナイロビ市内及びケニア西部のキスム郡、ホマベイ郡等において、野党党首ライラ・オディンガ元首相の支持者による抗議行動が実施されました。これらの抗議行動において、デモ参加者と警察当局の間で衝突が発生し、多くのデモ参加者が逮捕され、死傷者も発生しています。

●ナイロビ市内においては、特にキベラ、マザレ等の各スラムで多数の衝突が発生し、警察当局は催涙ガスや放水車を使用して対処にあたりました。また、一部の企業や商店が襲撃・略奪され、放火事案等も発生しています。

●オディンガ元首相は、毎週月曜日と木曜日に抗議行動を実施する旨発表しており、支持者に対して4月3日(月)に大規模な抗議行動を実施する旨呼びかけています。

●これまでの抗議行動において、ナイロビのCBDエリアやキベラ、マザレ等の各スラム、ケニア西部のキスム、ホマベイ等の各郡で多数の衝突等が発生しており、3日(月)についてもこれらの地域に特に注意する必要があります。また、各主要道路で交通渋滞が発生する可能性が高いため、十分注意してください。

●これまでの抗議行動の際には、ナイロビ市内の多数の学校及び企業が休校及び休業を余儀なくされました。また、ナイロビ・CBDへの立入りが制限され、公共交通を含む交通への影響が見られました。在留邦人及び旅行者の皆様におかれては、各種情報に留意しつつ、治安に留意してください。

令和5年3月31日

ケニア日本国大使館

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