● 報道によれば、インドネシア当局は、クリスマス前から新年まで、教会、商業施設、観光名所等の警戒強化を行うとしています。具体的なテロに関する脅威情報はありませんが、在留邦人の皆様におかれては、年末年始もテロへの警戒を怠らないでください。
● 年末年始の時期には、一般犯罪が増加する傾向にありますので、外出する際は周囲に注意を払い、在宅時にも施錠を確実に行う等の防犯に努めてください。
● 万一の自然災害に備えて、日頃からの備えと最新情報の入手に努めて下さい。
１ テロへの警戒について
報道によれば、１２月７日に西ジャワ州バンドンで自爆テロが発生したこと等を受けて、インドネシア当局は警戒強化を行うとしています。また、インドネシア当局は、市民の安全安心及び円滑な交通の確保を目的として、クリスマス前から新年まで「ロウソク作戦（Operasi Lilin）」を展開し、教会、商業施設、観光名所等の警戒強化を行うとしています。当館管轄地（東ジャワ州、東カリマンタン州、南カリマンタン州、北カリマンタン州）では、治安に大きな影響を及ぼすテロ事件は発生しておらず、また、具体的なテロに関する脅威情報もありません。しかしながら、過去のテロ事件発生状況を見ますと、クリスマスから年末年始の時期において、不特定多数が参集する公共交通機関やショッピングモール等の「ソフトターゲット
」と呼ばれる、比較的警備体制が手薄な場所を狙ったテロ事件が発生しております。このようなテロの標的になりやすい場所を訪れる際には、テロに対する警戒意識を高めていただき、自主的な安全確保に努めてください。
２ 一般犯罪に対する警戒について
クリスマスから年末年始にかけて、置き引き・ひったくりなどの一般犯罪が増加傾向にあります。警察等治安機関関係者によれば、ショッピングモール等において、外国籍含む客を狙った窃盗事件等が発生しているとのことです。さらに、同施設内や路上において、移動中にスマートフォンを操作している者を狙ったひったくり事案も発生しているとのことです。外出時には、
● 貴重品を外部から分かるように身につけない
● 車両で出掛ける際は、乗車時は必ずドアロックを施錠し、降車した際には車内の見える範囲にカバン等を放置したまま車両を離れない
● 徒歩で移動する際は、昼夜を問わず、人通りが少ない場所を通行することなく、手荷物は道路の反対側に持ち、できる限り車両の進行方向と逆向きに歩く
等の防犯対策に努めてください。
また、自宅では、在宅/不在に関わらず施錠を確認する。長期不在の際には内側の電灯を点けたままする等、外見上、不在と分からないような工夫をする等の防犯対策に努めてください。
３ 自然災害に対する備えについて
11月21日に西ジャワ州チアンジュール県で発生した地震をはじめ、ジャワ島及びその周辺海域では、マグニチュード４を超える地震が頻発しており、また、12月４日には、東ジャワ州南部のスメル山の噴火、さらには、雨期による豪雨被害も発生しております。自然災害は発生を防ぐことはできないため、発生時に少しでも被害を軽減＝「減災」に繋がるよう、そして、発生後の生活が困難な状況にならないよう、日頃からの「備え」と最新情報の入手に努めて下さい。
４ 年末年始の事務所の閉館
当館は、12月29日（木）から、明年1月3日（火）まで閉館となります。閉館時の緊急のご用件は0800-1401934（国外からは（国番号+１）818-7554207）までご連絡下さい。
このメールは、当館管轄区域にお住まいの皆様及び「たびレジ」に登録されている方に配信されております。
在スラバヤ日本国総領事館（管轄区域：東ジャワ州、東カリマンタン州、南カリマンタン州、北カリマンタン州）
住所：Jl. Sumatera 93， Surabaya， INDONESIA
電話：（市外局番031）5030008
国外からは（国番号62）-31-5030008
夜間休日緊急連絡先：0800-1401934 国外より 1-818-7554207
FAX：（市外局番031）5030037
国外からは（国番号62）-31-5030037
ホームページ：https://www.surabaya.id.emb-japan.go.jp/
○「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
URL：https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届（3か月以上の滞在）の届出、又はたびレジ（3か月未満の滞在）の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。
以上
