年末年始の安全対策について(注意喚起)

● 年末年始の安全対策等について

1 年末年始中における安全対策(注意喚起)

年末年始は外出や人と接する機会が多くなる時期と思われます。観光地や繁華街といった人の往来が多い場所でのスリやひったくり、置き引きなどの窃盗被害が、早朝や薄暮時の強盗被害が多く報告されていますので、十分な注意が必要です。外出の際には、周囲の状況に注意を払うとともに、「スマートフォンを路上で使用しない」、「貴重品をテーブルやイス等に放置しない」、「流しのタクシーに乗らない」等の被害防止対策を講じてください。コロンビアではスマートフォンを目的とした強盗や窃盗が非常に多く発生しています。

 不幸にも凶器を突きつけられ脅されたり、所持品をひったくられたりした場合でも、絶対に抵抗したり犯人を追いかけたりしないでください。コロンビアの犯罪者の多くは銃や刃物、鈍器などの武器を持っており、抵抗すれば身体に危害を加えられるおそれがあります。

 また、当地では、暴動を伴うデモや爆破テロが起きる可能性が否定できません。これらはいつどこで発生するか予測できないため、外出中にこのような場面に遭遇した場合は、写真やビデオを取ることなく、すぐにその場から離れて身の安全を確保してください。

2 今年当館に報告のあった邦人犯罪被害の主なもの(参考情報)

 以下の犯罪報告は、いずれも被害に遭った邦人の方から情報提供を得たものですが、参考にしていただき、同様の被害に遭わないよう十分御注意ください。また、被害に遭った場合には、現地警察にインターネットで被害届を出すことができます。(コロンビア検察庁・警察HP https://adenunciar.policia.gov.co/adenunciar/Login.aspx?ReturnUrl=%2fadenunciar%2f )

 被害に遭われた際には、今後の邦人への注意喚起に活用させていただきたく、お手数ですが当館へも情報共有いただけますようお願いします。

(1)2月中旬、被害者がボゴタのセントロで飲酒し帰宅中、通りがかった男から凶器で脅され、所持していたスマートフォンや財布(現金・カード類在中)を強取される強盗被害に遭った。被害者は抵抗することなく、犯人の要求に応じたため、負傷はなかった。

(2)5月中旬、シクロビア(自転車専用道路)からの帰り道に知らないコロンビア人から声をかけられ、被害者が自転車から降車したところ、その仲間のコロンビア人から言葉巧みに自転車を窃取される、自転車盗被害に遭った。

(3)7月上旬、カルタヘナ市を観光で訪れていた被害者が、ホテル前に停車していたタクシーに乗車し移動しようとしたところ、目的地とは違う場所に連れて行かれ、クレジットカードやスマートフォン、現金などを強奪された上、クレジットカードの暗証番号を聞かれるなどの短時間強盗被害に遭った。

(4)7月中旬、所用でボゴタ市を訪れていた被害者が、チャピネロ地区のショッピングセンター付近を歩行中、上衣のポケットに入れていたスマートフォンを何者かに窃取されるスリ被害に遭った。

(5)12月上旬、夕方にボゴタ市のセントロの路地でスマートフォンを取り出し操作していたところ、近づいてきた2人組の男から銃器を示され、スマートフォンを強取される強盗被害に遭った。被害者は抵抗することなくスマートフォンを渡したため、負傷はなかった。

(6)12月中旬、午前8時30分ころ、サン・アンドレス島のホテル敷地内のビーチを散策中、近づいてきた2人組の男から鞄を引っ張られ、凶器の様な物を示されたことから強盗であると直感し、被害者自ら鞄を犯人に渡したところ、犯人は鞄を持って逃走。被害者に負傷はなかった。

 なお、このメールは、在留届および「たびレジ」に登録されたメールアドレス宛に自動的に配信されています。

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【問い合わせ先】

在コロンビア日本国大使館

Carrera 7 No.71-21、Torre B Piso 11、Bogota D.C.

電話番号:+57(601)317 50 01 (開館時間:平日9:00-12:00、13:30-17:30)

FAX: +57 (601) 317 49 89

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