●8月31日、サウジアラビア銀行メディア・啓発委員会よりフェイクニュースサイトを利用した新たな金融詐欺に注意するよう警告が出されています。
●詐欺師は金融詐欺犯の逮捕に関するニュースを掲載するために、信頼できる公式の新聞社のIDやロゴを利用し、偽の新聞社のウェブサイトになりすましたりしている。
1 8月31日、サウジアラビア銀行メディア・啓発委員会によると、詐欺師は金融詐欺犯の逮捕に関するニュースを掲載するために、信頼できる公式の新聞社のIDやロゴを利用し、偽の新聞社のウェブサイトになりすましたりしていると述べています。
また、彼らは金融犯罪を専門とし、被害者の金銭を返還する専門の弁護士についての情報をウェブサイト上に掲載するニュースを通じて宣伝しているとされています。そして被害者の情報を記入させるためのフォームを公開し、被害者のお金を返すために専門の弁護士を介して連絡を取ると主張しているため、委員会はすべての人に偽ニュースに注意するよう警告しています。
2 安易にウェブサイトやリンクを開くことなく、冷静に確認した上でウェブサイトのプラットフォームから正式なリンクを取得する必要があります。また、これらのウェブサイト上で個人情報を共有すべきではないことを認識してください。なお、万が一、ウェブサイト上にてクレジットカード情報等を入力した方がおられましたら、被害発生の有無にかかわらず、直ちに所持しているクレジットカードのVoid処理を銀行に依頼いただくことをおすすめします。
3 現在も、以前よりお伝えしている銀行や内務省を名乗り、パスワードなどの銀行口座の内容を聞き出そうとする詐欺事案も継続的に発生しています。真正な事業者や治安当局は個人情報を確認する電話連絡はしません。引き続き、十分にご注意ください。
4 また、ジッダではスラム地区の撤去作業が継続されています。対象地区の住民が不満を持つケースもあるようです。不用意に現場を訪れたり話題にすることは反発を招くおそれがありますので、注意してください。
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