【ポイント】
●８月１０日（水）、シエラレオネ（フリータウン東端、シエラレオネ北部等）において反政府デモが発生。過去数ヶ月における物価高騰等をはじめとする国民の不満が背景。本件デモ隊はビオ大統領の退陣を求めたとの報道あり。
●モハメド・ジャロー副大統領は、軍隊の派遣を要請するとともに、国営放送にて同日午後３時以降、全国的に外出禁止令を発令（期限無し）。
【本文】
在留邦人の皆様へ
注意喚起（８月１０日（水）、シエラレオネ(フリータウン東端、シエラレオネ北部等)における反政府デモ）
日頃より当館の業務につきご理解、ご協力を頂きありがとうございます。
８月１０日午後５時現在、同日シエラレオネにおいて発生した反政府デモにかかる報道等による概要は以下のとおりです。つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、身体の安全を確保することを最優先とし、外出を避けるとともに、不測の事態に備え、引き続き、報道等で最新の情報を入手するよう努めて下さい。
●８月１０日（水）、シエラレオネ（フリータウン東端、シエラレオネ北部等）において反政府デモが発生。過去数ヶ月における物価高騰等をはじめとする国民の不満を背景とし、８月８日から１０日にかけ反政府デモを行うようにとのFacebook等による呼びかけが発端。首謀者は不明。治安当局に対する本件デモ実施にかかる許可申請はなし。８日及び９日は特段の動きは見られなかったが、１０日午前に本件デモが発生。本件デモ隊はビオ大統領の退陣を求めたとの報道あり。
●これに対し、モハメド・ジャロー副大統領は、軍隊の派遣を要請するとともに、国営放送にて同日午後３時以降、全国的に外出禁止令を発令（期限無し）。
●本件デモ隊と治安当局との衝突により、死傷者が発生（死傷者数は不明）したことを受け、８月いっぱいは治安が悪化するとの見方もあり。
令和4年8月10日
在ガーナ日本国大使館 領事班
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