カザフスタンにおける新型コロナウイルスの感染状況

●ヌルスルタン市が「黄」ゾーンに入りました。

●保健大臣が今後の感染状況につき述べています。

●政府コロナウイルス拡大防止省庁間委員会は7月21日、ヌルスルタン市が感染状況の「黄」ゾーンに入ったと発表しました。

 カザフスタン国内では6月末から、オミクロン変異種とみられる感染が急速に拡大しており、7月21日現在の新規感染者数は2,257人に上っています。

●省庁間委員会は7月20日の会議で、「黄」ゾーンに入った都市・地域が導入する措置について以下を提案しており、実際の措置もこれに沿ったものになるとみられます。

 ・大型商業施設、公共交通機関、大規模イベント等の過密な環境におけるマスク着用

 ・施設の消毒・換気による衛生状態の向上

 ・多人数で実施する会議のオンライン化

 ・ワクチン接種禁忌者、妊婦等のリモートワーク移行

●ギニヤト保健大臣は、1日あたりの新規感染者数について、今後1,000〜4,000人(現実的シナリオでは2,500人程度)で推移し、増加傾向は8月下旬まで続くとの見解を示しています。

 なお、大臣は、感染状況を評価する際の基準値について、医療システムへの負担やウイルス変異等を考慮したWHO勧告に従い、従来の「罹患者数」から、今後は「入院患者数」に改めると発表しています。

●ベイセノワ・ヌルスルタン市主任衛生医師は、同市内における感染傾向として、20〜30歳台の感染者が多いことや、感染者の殆どがワクチン未接種者であること等を指摘し、過密を避けること、ワクチン接種の励行等を呼び掛けています。

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