大使館からのメール転送(強盗事案の発生(ヨハネスブルグ・パークステーション))

●在南アフリカ日本国大使館は、以下のメールを発信しましたので、西ケープ州在住の皆様にも転送致します。

 本事案はケープタウンにおいても例外ではありません。特にケープタウンから長距離バスでヨハネスブルグ等へ渡航する場合には、事前に渡航先の情報収集と、十分な安全対策を講じてください。

以下、大使館からのメール

【ポイント】

 邦人2名が、ヨハネスブルグ・パークステーション(バスターミナル)付近で迎えの車を待っていたところ、5〜6名の男に囲まれ、手に持っていたスマートフォンや、旅券など在中の鞄を強奪される被害にあいました。長距離バスは、発着するバスターミナル周辺の治安が悪い傾向にありますので、できるだけ利用を避けるなど、安全対策を講じてください。

南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

1 3日(金)午前7時30分ころ、邦人2名が、長距離バスの終着点であるヨハネスブルグのパークステーションに到着し、付近にて迎えの車を待っていたところ、見知らぬ黒人男性5〜6名に囲まれ、手に持っていたスマートフォンや、旅券など在中の鞄を強奪されました。助けを求める声を聞いた周囲の人が駆けつけたため、犯人らは逃走したとのこと。邦人1名は、犯人ともみ合った際、手に擦過傷などを負いましたが、軽症の模様です。

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)南ア各地にある長距離バスターミナルは、全般的に治安が悪い傾向があるので、できるだけ利用は避ける。

(2)やむを得ず利用する場合は、乗降場所まで、送迎のドライバーなど信頼できる人に送迎してもらい、乗降を見届けてもらう。

(3)公共の場所でスマートフォンを周囲に見える形で持って移動しない、公共の場所で通話が必要な場合は、その場に応じて狙われにくい適切な場所に移動し、周囲の状況に警戒しつつ利用する、Uberなど配車アプリで手配した車の到着状況を確認する場合でも、周囲に見える形で携行しないなど、スマートフォンの利用方法に注意する。

 また、Uberが到着した際、自分が予約したUberであると主張する人物が現れ、アプリで予約内容を確認するよう仕向けスマートフォンをひったくる手口がある事を念頭に、Uber到着時に見知らぬ人物に話しかけられた時でも、スマートフォンを取り出さないなど所持品の保管に気をつける。

 スマートフォンを盗まれた場合は、遠隔で初期化するなど悪用されないように予め設定しておく。

(4)万が一、所持品などを奪われそうになった場合、犯人らが銃撃など攻撃を加える可能性があるため絶対に抵抗しない。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、その概要を在南アフリカ日本国大使館、在ケープタウン領事事務所に連絡してください。

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このまま返信頂いても受信しません。

ケープタウン領事事務所

電話:(国番号27)-(0)21-425-1695

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