新型コロナウイルス対策(協調委員会:首相府コミュニケ)

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

本日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。

(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)

https://www.premier.be/fr/vague-automnale-decisions-comite-concertation

(タイトル)協調委員会:秋の波に対抗するためのマスク着用義務、コロナ・セーフ・チケット(CST)及びテレワーク

本日、協調委員会は、感染状況について議論した。マスク着用義務の拡大、CST及びテレワークがウイルスの急速な蔓延を阻止するはずである。

この数週間、とりわけ接触人数及び屋内活動の増加を理由として、ウイルス蔓延が非常に高まっている。新規感染者数は1日平均5,300名、増加の7割以上が先週の増加に関するものである。

病院内は、新規入院患者数が一日平均115名と引き続き管理可能な状況だが、先週この数字も増加している。

今のところ、分野の閉鎖や活動の規制は、必要はない。しかし、感染状況は、慎重さと注意を呼び掛けるものとなっている。

以下の措置は、10月29日から効力を生ずる。

1.マスク着用の義務の拡大

現在のマスク着用義務(例:公共交通機関内や医療・非医療の接触を行う職業)は、以下の屋内空間における一般的な着用義務に拡大される。

・店舗・ショッピングセンター

・医療施設

・企業、公共の建物、司法関連の建物における一般者のアクセス可能な場所

・劇場、コンサート会場、映画館、博物館、屋根付き遊園地・テーマパーク、屋根付きフィットネスセンター及びスポーツセンターを含む、文化、祭事、スポーツ及びレクレーション活動を目的とする建物

・図書館、おもちゃ館、視聴覚ライブラリー

・宗教施設

CSTを使用する場所では、マスク着用は義務ではない。

2.CST

公共のイベントに関しては、連邦政府は、屋内200名以上、屋外400名以上のイベントにおいてCSTを利用するよう命ずる(imposer)。CST利用の際には、マスク着用義務は外れる。

連邦構成体は、11月1日以降、すべての飲食業及びフィットネスの建物におけるCSTの利用を義務付ける義務を負う。職員については、10月29日以降マスク着用が義務となる。

3.テレワーク

テレワークは、企業、団体、サービス提供のすべての職員に対し、強く推奨される。ただし、企業の活動の性質またはサービス提供の性質上無理な場合を除く。

テレワークの拡大は、職場及び公共交通機関における接触人数を減らすこととなる。

4.検査方針

検査及び接触追跡は、引き続き重要な防衛線である。同時に、一般医の過剰負担を避ける必要がある。

それゆえ、協調委員会は、冬季の間も、検査センターを一時的に引き続き開いておくことを決定した。

陽性の者が可及的速やかに連絡を受けることができるよう、接触者追跡の能力も確保される。そのため、地域政府はあらゆる必要な取組を行う。

5.ワクチン第3回目

協調委員会は、全保健担当大臣に対し、3回目接種の必要性が科学的に証明されれば直ちに、すべての国民のための追加接種をアレンジするよう要請した。

6.パンデミック

協調委員会は、最大三か月の間、連邦政府が緊急感染事態宣言を宣言する決定を行うことを認め、右決定を承認した。

連邦構成体は、連邦の基礎を越える措置をいつでも講ずることができる。

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