件名「LGBTQ+反対派による抗議活動について」

● LGBTQ+反対派がルスタヴェリ通り周辺をはじめとするトビリシ市内各所に集結し、メディア関係者や警察官、市民団体等と衝突しています。

● ルスタヴェリ通りは警察により封鎖され車両は通行止めとなっています。

● 不測の事態に巻き込まれないよう細心の注意を払ってください。

1 7月1日付の領事メールでご案内したとおり、LGBTQ+関連市民団体「トビリシ・プライド」は、7月1日〜5日を「プライド・ウィーク」とし、7月5日午後6時からトビリシ市内中心部のルスタヴェリ通りでデモ行進「プライドパレード」を行うとSNS上で告知をしており、多数の参加者が見込まれていました。

2 これに対してLGBTQ+反対派グループらを中心に数千人が、本5日午前より、パレード開催の妨害のため、議会前広場等のルスタヴェリ通りに集結し、議会前に露営していた複数のテントの破壊行為の他、市内各所において、国際機関や市民団体の建物に対する投石などの破壊行為、メディア関係者に対する集団暴力等を行っており、周囲は非常に危険な状態です。

 ルスタヴェリ通りを中心とした現場には多くの警察官が動員され、道路は一部封鎖されており、車両の通過が不可能となっています。

 この事態を受けて、パレード主催者側は、本日のイベントを延期することを発表しましたが、反対派側は議会前広場を中心に市内各所に集結して現在も抗議活動を続けています。

3 今回のLGBTQ+パレードとの関連は不明ですが、本日午後、当地ドイツ大使館の近くで、外国人観光客が何者かに鋭利な刃物で刺されるという事案が発生しています。犯人は既に逮捕されていますが、今回反LGBTQ+活動を行っている一部には、反外国人的主張を公言する極右グループもいることから、在留邦人の皆様にあっては、外出する際には周囲の状況に細心の注意を払っていただき、自身の安全対策に万全を期すようお願いいたします。

【メール送信元】

在ジョージア日本国大使館

電 話:(+995-32)275-2111、2114 

メール:consular@tb.mofa.go.jp

住 所:Krtsanisi street 9, Tbilisi, 0114, Georgia

H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html

※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete