ラホール市内で発生した爆発事件に関する注意喚起(続報)

〇6月23日午前11時頃、ラホール市ジョーハル・タウンの住宅街で発生した爆発事件は、何者かが車両に仕掛けた爆発物による爆弾テロと判明しました。

○このテロにより、警察官1名を含む3名が死亡、24名が負傷しました。負傷者の内の数名は、爆発物に仕込まれていた釘やベアリング等により重体となっています。

○治安機関は、現在、容疑者の特定に向けて捜査を進めており、複数の容疑者を拘束しているとの情報もあります。犯行グループによる治安機関等への報復の可能性等も考慮し、治安機関等の施設周辺には近づかないよう、十分にご注意下さい。

〇一度標的となった現場は、再度狙われる可能性もありますので、発生現場付近に興味本位で近づくことがないよう、また人の集まるところは避けるなど、十分ご注意下さい。

1 6月23日午前11時30分頃、ラホール市ジョーハル・タウンの住宅街にお蹴る爆発は、何者かが車両に仕掛けた爆発物による爆弾テロと判明しました。このテロにより、警察官1名を含む3名が死亡、24名が負傷しました。負傷者の内の数名は、爆発物に仕込まれていた釘やベアリング等により重体となっています。なお、在留邦人の被害はありませんでした。

2 治安機関は、現在、容疑者の特定に向けて捜査を進めており、複数の容疑者を拘束しているとの情報もあります。犯行グループによる治安機関等への報復の可能性等も考慮し、治安機関等の施設周辺には近づかないよう、十分にご注意下さい。

3 一度標的となった現場は、再度狙われる可能性もありますので、発生現場付近に興味本位で近づくことがないよう、また人の集まるところは避けるなど、十分ご注意下さい。

4 在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。また、ラホール市以外の地域についても、特に、不特定多数が集まる場所は、事件に巻き込まれるリスクが高まることから、そのような場所への不要不急の立入りについては出来るだけ控えていただき、やむを得ず立ち入る必要がある場合には、以下の内容を参考に、滞在時間を極力最小限とし、不審な点を感じた場合には直ちにその場から離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両)、検問所、宗教関連施設、宗教行事開催場所、報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(5)喧嘩やトラブルとなっている場所から速やかに離脱する。

5 なお、上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)