【ご案内】海外安全対策情報のホームページ掲載

【ポイント】

　今次掲載した海外安全対策情報では「短時間誘拐（連れ回し強盗）」の発生動向について、亜検察局による統計資料を基に取りまとめました。

　新型コロナウィルス感染流行が長引いていることによる経済状況の悪化は、治安状況にも好ましくない影響を与えている中、平素からの防犯対策のためご確認ください。

【本文】

１　「短時間誘拐（連れ回し強盗）」発生動向

（１）中南米地域で多く発生している、いわゆる「短時間誘拐」は亜国内でも多く発生してます。今次掲載資料は、亜検察局による統計を基に取りまとめたものですが、統計中ほとんどが短時間誘拐です。

（２）短時間誘拐は、複数人の犯人グループが被害者を尾行・待伏せし、帰宅時などのタイミングを狙って、銃器等で脅して車に無理やり乗せ込み、連れ回してＡＴＭで現金を引き出させる等の手口から、警察は「連れ回し強盗」と呼称し、強盗の一形態と定義しています。

（３）短時間誘拐は、富裕層や外国人が特段狙われる訳ではなく、誰でも被害に遭う可能性があります。犯人たちは短時間で金銭を手に入れるために、被害者に危害を加えることが多く、要求を拒んだり渋れば、殺害されることもあります。万一、被害に遭った場合は抵抗しないでください。

（４）長時間同じ車両が追随してきている時など、何者かに尾行・監視されていると感じた時は、警察に通報してください（ブエノスアイレス市（ＣＡＢＡ）内は９１１番）。その他、細部は掲載資料をご確認ください（当館ホームページリンク下）。

　外務省海外安全ホームページ（リンク下）では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますので、是非ともご確認ください。

　また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

【問い合わせ先】

在アルゼンチン大使館領事班

電話：011-4318-8220

メール：conbsas@bn.mofa.go.jp

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