●政府は、ヨルダン国内において、新型コロナウイルス感染症のインド型変異株への感染が３件（いずれもインドへの渡航歴なし）確認されたことを明らかにしました。また、同３件とは別に、アカバにおいてもインド人渡航者１名のインド型変異株への感染が確認されました。
●ヨルダンへの入国規制が変更され、これまで出国前７２時間以内のＰＣＲ検査の陰性証明の提示が求められていましたが、到着前１２０時間以内となりました。
●政府は、新規感染者数につき、４月２９日は１，５５２名、３０日は１，５５６名、５月１日は７０４名、２日は８２４名、３日は１，２７２名で、累計の感染者数は７１４，１７３名となったと発表しました。
（１）５月１日（土）、ハワーリ保健相はテレビ番組に出演し、ヨルダン国内においてはこれまで、３件のインド型変異株への感染（インドへの渡航歴はなし、アンマン２件、ザルカ１件）が確認されていると述べました。
（２）５月３日（月）、アブー・アブード・アカバ保健局長は、アカバにおいて、インド人渡航者１名のインド型変異株への感染が確認されたと発表しました。当該感染者は既にヨルダンを出国しており、接触者はヨルダン人運転手の１名（英国型変異株への感染確認）のみとのことです。
２ 今般、ヨルダンの入国規制が変更され、現在は以下のとおりとなっています。
（１）ＰＣＲ検査の陰性証明
ヨルダンへの入国に際しては、到着前１２０時間以内のＰＣＲ検査の陰性証明の提示が求められる（注：これまで出国前７２時間以内となっていたのが、到着前１２０時間以内に変更されました）。
（２）インドからの渡航者の扱い
ア 到着前１３日以内にインド滞在歴がある場合には、エアポート・ホテルにおいて１４日間隔離される（宿泊費用は自己負担で、５５ＪＤ／泊（税・サ別））。
イ 到着前１４日以上４５日以内にインド滞在歴がある場合には、１４日間の自主隔離が求められる。
（３）トランジットの扱い
ア トランジットの場合には、予定出発時間前７２時間以内のＰＣＲ検査の陰性証明の提示が求められる。
イ トランジット時間は１０時間を超えてはならない。
３ ヨルダン国内感染状況
ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
（１）新規感染者数・死者数
４月２９日：１，５５２名（アンマン４７４名）、死者４７名
３０日：１，５５６名（アンマン６９５名）、死者３５名
５月 １日：７０４名（アンマン２６１名）、死者３５名
２日：８２４名（アンマン２８８名）、死者２６名
３日：１，２７２名（アンマン３９４名）、死者２８名
（２）ＰＣＲ検査件数は、４月２９日は１７，１１２件、３０日は１９，３７７件、５月１日は９，４７２件、２日は１３，２４４件、３日は１６，１２２件を実施。
（３）陽性率は、４月２９日は９．０７％、３０日は８．０３％、５月１日は７．４３％、２日は６．２２％、３日は７．８９％。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
現在の夜間外出禁止時間は、午後７時（経済活動は一部を除き午後６時まで）から午前６時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
（日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限）
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 ／ Corona Virus Free Line 111
ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ（アラビア語（英語での閲覧も可））
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班：担当 入江 及び 武井
ＴＥＬ：９６２−６−５９３２００５
ＦＡＸ：９６２−６−５９３１００６
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